活禅寺(長野県長野市)の座禅会・写経会【くちコミ付き】
活禅寺
ウェブ :活禅寺 住所 :長野県長野市箱清水3-29-60 アクセス:JR「長野駅」よりタクシーで約15分 |
【参禅会】雑費程度 【写経会】納経料1巻 1000円 |
一般の方を対象とした参禅会が、年中無休で開かれています。毎朝の坐禅会は予約の必要もなく、坐禅を組みやすい仕度で朝五時半頃にご来寺くださいとのことです。会社や各種団体の参禅研修会も受け付けられています。
また毎月第3日曜日の午前10時から約2時間(変更の場合あり)、写経会も行われています。筆、墨等の写経道具は用意されています。
《坐禅》
活禅寺は長野市善光寺の北側の上り坂を10分ほど上がっていくところにあります。長野市内を一望できる、とても眺めのいいお寺です。私はというと、そうですね、朝が早いので月に1度行かれればいいほうかもしれません。
朝5時半前、すでに行衣を着た方々が集まり始めます。私はいわゆるビジターなので平服のまま。
5時半から読経が始まります。経典を手に和尚さんのお経を上げる声にあわせ、大きな声で唱えます(経典は貸してくれます)。般若心経しかわからない私は、必死に経典の文字を追うしかありません。読んでいるところがわからないと「○○ページ」と言ってくれるので安心。よくわからないなりにその場の雰囲気に圧倒され、また神秘的な空間に身を浸すことができるのです。
でも、読経は正座。しびれて立てなくなってしまうこともあります。読経のあとに、3度立ち上がる参拝があるのですが、それができずに座ったまま。ということもありましたね。
さて、30分ほどの読経のあとは坐禅です。初心者の方には丁寧に坐禅の仕方を教えてくれますので、ちょっと早めに行きましょう。円座に腰を下ろし、足を組み、静かに瞑想です。明鏡止水の心境で。
山沿いなので、鳥の鳴き声。夏になるとセミの鳴き声も聞こえ、まるで森林浴に浸っているかのようです。たまに、自分や周りの人たちのお腹の音も聞こえて…。
約1時間、あっという間ですね。外へ出ると、朝日が迎えてくれます。そして長野市を一望。なんとなく、1日の活力が漲る気分ですね。
服装は自由です。費用はとくにかかりませんが、お心遣い程度のご喜捨があればなお良いのではないかと思います。
《朝がゆの会》
月に1度ですが、なんとあの俳優「滝田栄」さんが訪れ、朝がゆの会に参加されます。この会は朝7時から、坐禅の後1時間ほどです。滝田さんがインドで修行された時代に覚えられたお粥を参加された方々に振舞い、また滝田さんとの懇親を深めるものです。
現代人としての正しい生き方とは何ぞやを語る坐禅と朝粥の会は、毎回盛況です。何か新しいものを得る、今の自分を見つめなおす、周りの人たちのパワーを頂いてくる。いろいろな目的や結果があるかと思いますが、人それぞれ何かを得るものがあるのではないでしょうか。
こちらもお心遣い程度の喜捨があれば、なお良いのではないかと思います。
《写経》
写経の会は毎月第3日曜日 午前10時から。費用は1000円です。筆はもちろん、写経の道具はすべてそろっているので、何も持たなくても結構です。
始まる前に数分坐禅。お香のいい香りが漂うなか、写経が行われます。家族的な雰囲気なので、あわてる必要なし。マイペースで思いを込めて書き上げましょう。
終わったあとは、数分住職さんのご講義です。仏様にまつわることや歴史のことなど、楽しいお話を聞くことができます。
読経、坐禅、朝がゆの会、そして写経。地域に溶け込み、そして現代人にありがちな悩みをなんとなく癒してくれるお寺。活禅寺はまさにそんな現代人に「活!]を入れてくれるのかもしれませんね。
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