狸谷山不動院(京都市左京区)の見どころ
狸谷山不動院
電話 :075-722-0025 ウェブ :狸谷山不動院 住所 :京都府京都市左京区一乗寺松原町6 アクセス:・JR「京都駅」より、岡崎公園 平安神宮 銀閣寺・岩倉行き(5系統)乗車、「一乗寺下り松町停留所」下車、徒歩約20分 ・叡山電鉄本線「一乗寺駅」下車、徒歩約25分 駐車場 :乗用車150台・マイクロバス20台駐車可能 |

狸谷と呼ばれた地に建てられたお寺で、ご本尊は平安京の城郭東北隅に鬼門守護として祭祀されたタヌキ(咤怒鬼)不動明王と同一視されて信仰されました。
境内にはたくさんの狸の置物があり、250段の石段参道を登ると本堂にたどり着きます。また宮本武蔵が修行をした地としても知られており、境内には武蔵が心の剣を磨いたといわれる修行の滝があります。
ガン封じのお寺としても有名で、毎年1月28日の初不動の日にはガン封じ笹酒接待が行われています。


狸だらけのお寺
狸谷山不動院はラーメンの激戦区としても知られる一乗寺から、ひたすら急こう配の上り坂を歩いた先にあるお寺です。ちょっとした隠れ寺の風情がありますが、境内はとても広くて見どころたっぷりです。
まずは参道の入り口にたどり着くと、ずらっと並んだ狸の置物が出迎えてくれます。
そしてここからうっそうとした木々に包まれながら、250段の石段を登っていきます。途中で励ましてくれるのも、やはり狸です。
頑張って登ると、懸崖造りの迫力ある本堂が目の前に現れました。こちらは山の斜面にある石窟に彫られたご本尊の不動明王を覆うように建てられており、境内を回り込むように登るとたどり着きます。
ちなみに本堂を支える柱の中に、大きな弓矢が隠れていました。注意しないと見逃してしまうので、ぜひチェックしてみてください。
そしてお守りや御朱印などが頂ける信徒会館を過ぎると、有料拝観エリアです。ここから本堂に入ることができます。
本堂はこのようになっていました。中に入るとご本尊の不動明王をお参りできます。洞窟の中で目がギラリと輝き、思わず背筋を伸ばしてしまうような威厳を感じました。なお、タヌキ(咤怒鬼)不動明王と呼ばれますが、狸の姿ではありません。
またその先には京都の街が見られる、景色の良い場所もあります。こちらはテレビ番組のロケ地などにも使われたそうですよ。
そしてたぬきのおみくじもありました。こちらは中におみくじが入っています。かわいいですね!
なお、その他のお守りなどは、以下で紹介していますのでご参照ください。
狸谷山不動院(京都市 一乗寺下り松町)のガン封じお守り・絵馬【くちコミ付き】
その他の見どころ
たぬき以外だと、虎も隠れています。お寺の入り口辺りに、阪神タイガースの優勝記念碑がありました。ファンの方はこちらもチェックしてみてくださいね。
また参道の途中には、七福神が勢ぞろいしています。こちらもとても縁起が良いですし、運が開けていきそうですね!
さらに歴史好きな方には、宮本武蔵が修行した滝もあります。こちらは本堂に登る階段(女厄坂)の途中で見ることができまよ。
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