1. TOP
  2. コラム
  3. 身延山見どころ紹介
  4. 初詣の穴場! 清々しい身延山の年明けが断然お勧めな理由

初詣の穴場! 清々しい身延山の年明けが断然お勧めな理由

身延山の初詣

 皆さまこんにちは。身延在住のゆる身延です。今回は身延山の初詣の魅力をご紹介します!

 除夜の鐘に長蛇の列が並ぶこともなければ、初詣の参拝に長時間並ぶこともない身延山の初詣は、他の大きな寺社仏閣に比べ、断然に穴場です。

厳かに行われる大みそかとお正月の法要&初日の出

身延山のお正月

 身延山では大晦日からお正月三が日に行われる法要は、御祈願などを申し込まれる方以外は特別な申し込みなどもなく、法要の時間に本堂へ上がれば自由に参加することが出来ます。

 大晦日の13時半から法華懺法(ほっけせんぼう)という一年の懺悔の気持ちを表す法要があり、23時からは本堂で歳末読誦会(一年の締めくくりの法要)が行われます。その後、除夜の鐘がつかれ、境内では甘酒が振る舞われます。

 山中の寺院ですので、きらびやかさはないからこそ、夜の森に抱かれて瞬く星の美しさを感じ、一年の感謝を静かに噛みしめる大晦日が過ごせます。

 お正月は元日午前4時より新年祝祷会という法要が行われ(2~3日は午前6時より)、早朝からたくさんの方が本堂に詰めかけます。

 久遠寺で毎日欠かさず行われている朝勤(ちょうごん)もそうですが、夜がまだ明けやらぬ早朝の凜とした境内の清々しさは、実際に体感してみなければ感じる事が出来ないものです。新年をこの空気の中で過ごせば、一年の始まりを身を引き締めて迎えられることは間違いありません。

 ロープウェイでは初詣特別営業が行われ、身延山山頂から初日の出を見ようという企画も毎年開催されています。元日は午前4時30分から、2~3日は午前6時30分からの営業です。6時少し過ぎくらいまでにはロープウェイに乗り山頂へ向かうと、余裕を持って初日の出を眺められるということでした。またロープウェイには乗車定員がありますので、ぎりぎりの時間になると初日の出を見られない可能性があるのでご注意ください。

 天気が良ければ富士山も眺められる絶景スポットですので、祝祷会の後はそのまま身延山山頂に向かわれてみるのも良いかと思います。

お正月の特別加持祈祷は迫力満点!

 新年祝祷会が終わり、夜が明けると、9時から宝物館にて特別加持祈祷の受付が始まります(2018年度までは本堂前でしたが、2019年度からは試験的に宝物館での受付になります)。

 日蓮宗のご祈祷は、「世界三大荒行」とも呼ばれる大変厳しい修行を積まれたお坊さん(修法師)の方々によるものです。この修行は100日間に及び、寒中に2~3時間の睡眠、1日2食の白粥と味噌汁、1日7回の水行の中、ひたすら読経を続けます。そしてこの荒行を終えられた方のみ授けられる経巻を、参拝者の肩や背中、頭にあててご祈祷して頂くことができます。

 宝物館のある本堂地下のロビーで順番を待ち、おおよそ決められた人数ごとにご祈祷を受けるスタイルですが、お正月三が日は、久遠寺からの御参拝の皆さまへの感謝の気持ちでしょうか、かなりお得な(という表現ではよろしくないかも知れませんが…)祈願料でご祈祷を受ける事が出来ます。

お正月の特別加持祈祷

 しかも1人ではなく、複数の修法師の方々が一斉にご祈祷をして下さいます。その迫力は圧巻で、お正月に邪を払い、良い運気をいただくには最適です。

 お車でお越しの方は、車両ご祈祷もあります。正月の加持祈祷はさすがに待ち時間はありますが、それでも受ける価値はあるでしょう!

 三が日は境内で僧侶見習いの学生さんがおしるこを作って配って下さったり、大きくはありませんが特設のお土産店も出て、とても賑やかになります。

 それでも本堂の間口の広さや、拝観無料で各お堂に出入り出来ること、お堂に入るにも何カ所かの出入り口があることなどから、お参りの列が出来ることがないのが、身延山のゆったりと過ごせるお正月の良さです。警備員さんに囲まれながら、ぎちぎちに並んで初詣をするより、私はのんびり山を眺めたり、おしるこをいただきながら過ごせる身延山のお正月がやはり好きです。

お参りが終わった後は、門前散策も楽しい!

 久遠寺境内でのお参りが終わった後は、ゆっくり西谷を下って御廟所にお参りし、門前町でお買い物をしたり、甘味を楽しんだりしても良いでしょう。

 山中にたくさんある寺院を巡っても良いですし、御利益が色々あるお寺やお堂もありますから、御利益巡りをするのもお勧めです(今後、特集予定です)。

 年末年始でも営業している宿坊がありますし、トップシーズンの旅館に宿泊するよりは断然割安で、しかも無料の駐車場付きです(坊により台数に限りがあります)。

 ただし、宿坊はあくまでお寺なので、ゆっくり旅館でくつろぎたい! という方は門前町に旅館もありますので、好みに合わせて使い分けをされてみて下さい(宿坊も旅館も年末年始のご予約はお早めに)。

 雑踏の中で初詣を過ごすことに疲れた方は、ゆったりとした気持ちで新年を迎えることが出来る身延山のお正月に、是非一度足を運んみて下さい。

シャトルバスには学生さんによるガイドもあります

 お正月三が日は門内交通規制が行われます。1~3日にお越しの方は身延町総合文化会館に駐車していただき、シャトルバスでお越し下さい。片道200円かかりますが、バスの中では僧侶見習いの学生さん方が一生懸命お話をして下さいます!

 交通規制の時間、期間が過ぎますと5~7日くらいまでは一気に一般車で混雑しますので、三が日の方がむしろゆっくりお参り出来るかもしれません。新宿からは直通バスもありますので、そちらも是非ご利用下さい!


地図


身延山情報へのリンク

身延山・久遠寺徹底ガイド
身延山の宿坊一覧


メールマガジン

宿坊研究会からのお知らせは『メルマガ寺社旅研究会(メールマガジン)』で配信しています。よろしければご登録下さい。購読は無料です。

メールアドレス     

メルマガバックナンバー


寺社コン

寺社好き男女の縁結び企画『寺社コン』開催中。これまで10年に渡り400人以上が結婚し、趣味が共通しているため、初対面でも話しやすい方が多いのが特徴です。

  ~寺社好き男女の縁結び企画~ 寺社コン

主催者のプロフィール

\ SNSでシェアしよう! /

宿坊研究会の注目記事を受け取ろう

身延山の初詣

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

宿坊研究会の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

ゆる身延

ゆる身延

Facebookページ「ゆる身延」主宰。横浜出身、身延町在住。身内の供養の為に2000年頃より久遠寺に通い始め、不思議な仏縁を得て身延の僧侶と結婚。趣味で行なっていた史跡探訪等の知識を活かし、身延山の情報発信やコラムの執筆などを行なっている。

関連記事

  • 両親に感謝の気持ちを伝えたい時に訪れたい身延山奥の院

  • 困難に負けない力が欲しい時にこそお参りしたい身延山久遠寺

  • 身延山の開闢会・御入山行列は、身延ビギナーにもお勧め行事!

  • 修行体験と精進料理にこだわる身延山の宿坊・端場坊で参籠する

  • 健脚の守り神! 日荷上人の謎が残る壮大な身延山三門は見所満載

  • 「給仕第一」日朗上人の心が生きる、身延山の宿坊・竹之坊