閑臥庵(京都市 鞍馬口駅)の普茶料理【くちコミ付き】
閑臥庵
電話 :075-256-2480 ウェブ :閑臥庵 住所 :京都府京都市北区烏丸通鞍馬口東入ル278 アクセス:地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」下車、1番出口より徒歩3分 駐車場 :あり |
【普茶弁当】3000円
【普茶料理】5000円~ |
黄檗宗の禅寺で、後水尾法皇自らが勅号された由緒正しきお寺です。昔あけぼの桜というものがあったため、別名曙寺とも呼ばれています。ここでは中国風の精進料理である『普茶料理』が頂けます。
後で言われて気がついたのですが、普茶の前に京という一文字がついているではありませんか!!! パンフレットは前回訪問時にもらっているのに・・・。正しくは京普茶料理。最初から出てくるものが、どことなく京懐石風。見た目も味も凝っていて、やっぱり京懐石風。さらに食事をした部屋も後から考えると、まさしく京懐石風。
同じ普茶を名乗っていても(前日に食べた海宝寺の普茶料理と)全く別ではないにしろ、こんだけ違うのかと驚かされてしまいました。人の記憶が確かなうちに食べてよかったかも。結構な量があり見た目、味でも楽しませていただきました。ご馳走様でした。
閑臥庵普茶料理はまずお干菓子に薄茶からはじまり、それから前菜が始まるという流れで、まるでお茶事みたいだなぁと思いました。器も盛り付けもきれいでとても楽しめました。品数も思った以上にたくさんあって、お腹いっぱいになりました。普段は行けないようなところで食事ができて、楽しかったです。
普茶料理は今回が初体験でしたので、大変たのしみでした。通された部屋は、洒落た和室のテーブル席で頭上にはシャンデリアという、ちょっと大正浪漫風? 精進料理というイメージだったので、座敷で正座、と思ってましたがちょっと予想外でした。(正座が苦手なので正直こちらのほうが大変有難かったですが(笑))
さてお料理のほうですが、一卓の人数分が大皿に盛られて運ばれてくるので、それを各自の手元に取り分けて食べるというオーソドックスな普茶料理スタイルでしたが、大皿というイメージではなくやはり懐石に近い感じで、洗練された器に盛り付けも美しく、目でも舌でも味わう料理でした。
特に細工の細かさは絶品で、昆布で編まれた直径4~5センチの小さな竹籠など、見た目、まさか食べれるとは思えない出来で、みなさん眼を見張ってらっしゃいました。あといがぐりを模った茶素麺で包んだ和菓子も実物そっくりで、食べるのが惜しい感じでした。一品、一品はちょうど一口という感じですが、最後はしっかり満腹になりました。
初めて普茶料理をいただきました。少しお味は濃い目かなあと思いました。どちらかというと私が薄い味が好みなのかもしれませんが・・・いただいてみて、食材などの疑問をお話したりしました。見て楽しみ、また味わうことができました。法皇さまの長寿はともかく健康はあやかりたいですね。
初めての普茶料理は大変美しく感動でした。上善寺のお庭の素晴らしいのには驚かされました。あのお庭が眺められるのなら、何度でも訪ねてみたいお寺だと思いました。
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