妙心寺(京都市 花園駅)の見どころ
妙心寺
電話 :075-461-5226(9時~16時) ウェブ :妙心寺 住所 :京都府京都市右京区花園妙心寺町1 アクセス:JR嵯峨野線「花園駅」下車、南門まで徒歩5分 駐車場 :あり |
3000ヶ寺以上の末寺がある臨済宗妙心寺派の大本山です。境内には三門、仏殿、法堂、大方丈、大庫裏、経蔵、浴室など、重要文化財に指定された建物が多数並んでいます。また境内には多くの塔頭寺院が建ち、一大寺院街を形成しています。
妙心寺の境内は、とにかく広いの一言です。そこに重要文化財の建物があちこちに建っているので、見て歩くだけでもたっぷり楽しめます。妙心寺のウェブサイトには、中心となる仏殿、法堂、大方丈を回る1時間コースから、公開されている塔頭も含めて拝観する半日コースまでが紹介されていました。
花園駅から妙心寺に向かうと南総門があり、境内に入るとまずは見えてくるのが三門です。慶長4年(1599年)に建てられた朱塗りの美しい建物で、重要文化財に指定されています。
■三門(重要文化財)
こちらは通常、非公開ですが、過去に何度か公開されていたことがありました。楼上には観音菩薩と十六羅漢像が安置されており、私も拝観させて頂きました。それほど広い空間ではありませんが、厳かな木造建築の中に仏像がずらりと並んでいるさまは圧巻です。
残念ながら内部の写真は撮影できませんでしたが、普段は見られない三門の上から撮影した仏殿の写真を紹介します。
■仏殿(重要文化財)
仏殿は文政10年(1872年)の建築で、こちらも重要文化財です。ご本尊は釈迦牟尼仏で正面があいているので、前に立つと内部を見ることもできます。
そしてさらに奥に進むと、拝観が受け付けられている玄関(こちらも重要文化財)があります。ここから有料ですが、法堂に入ると有名な龍の天井絵も拝観できます。
また大方丈(重要文化財)は庭園に面していました。こちらを眺めながら、ゆったりするのもよいでしょう。
なお、こちらでは坐禅や写経を行うことが可能です。妙心寺のお寺体験は別ページで紹介していますので、よろしければご覧ください。
他にも塔頭の退蔵院、大心院、桂春院は通年公開されていますし、他の塔頭も様々な企画で公開されることが良くあります。もしも妙心寺に行かれる場合は、こうした情報も事前にチェックしておくと、より充実した旅行になると思いますよ。
宿坊研究会のイベント情報リンク
1/25(土) だるま寺と地蔵院特別公開コン(京都)
2/2(日) 節分の上野散策コン(東京)
2/11(火・祝) 正慶寺でお坊さんとの婚活コン(東京)