般若心経脳ドリル 写経と読誦―元気脳練習帳 (川島隆太 監修)
般若心経脳ドリル 写経と読誦―元気脳練習帳
川島隆太 監修 Amazonで購入 |
大ヒットとなった脳を鍛えるゲームソフトの開発に携わり、脳トレの第一人者となった脳科学者、川島隆太教授(東北大学)が、写経に関して重大な研究成果を発表しました。
それは様々な学習系作業やゲーム・スポーツなど、160種もの動作の中で、最も脳の活性化に高い数値を示したのが写経だったというものです。
写経を行うと脳内での血流が増し、前頭葉が活発に働きます。さらにこれに音読を加えると、より効果が増します。そこで本書ではお経を口に出して読むこと、手を動かして書くことに重点を絞り、ドリル形式で脳を活性化させることができます。
やり方はとても簡単です。一日10~15分間、本書に書かれている般若心経を読んで書くだけ。文字は薄くなぞれるようになっており、コピーをすれば何度でも使えます。また筆は小筆か面相筆で、もしくは筆ペンでも構いません。全てに読み仮名がふってあり、難しい時は書き順も説明されています。
何より分かりやすい! そして楽しい!! 京都にある高台寺圓徳院の後藤典生住職によるお経の解説付きで、意味もばっちりです。
そして薄く書かれた写経の文字は、日展会友、読売書法会理事の荒井湧山氏です。迫力ある文字をなぞれば、字の上達にもなりそうです。
写経による脳トレは、続けていくことが大切です。本書で楽しく写経脳トレライフを始めてみましょう。