赤山禅院(京都市左京区)のお守り・おみくじ・絵馬【くちコミ付き】
赤山禅院
電話 :075-701-5181 ウェブ :赤山禅院 住所 :京都府京都市左京区修学院開根坊町18 アクセス:・JR「京都駅」から市バス5・31・65系統「修学院離宮道」下車、徒歩15分 ・市バス北8系統「修学院道」下車、徒歩15分 ・叡山電鉄「修学院駅」下車、徒歩20分またはタクシー5分 |
福禄寿神お姿みくじ 如意一願御守 赤山大明神の絵馬 字馬 おしどり絵馬(縁結び) |
京都の表鬼門に位し、赤山大明神(陰陽道の祖神・泰山府君)を祭祀するお寺です。お寺ですが最初に鳥居をくぐり、次に山門があり、拝殿と本殿ありと、神仏混淆でお寺と神社の要素が今もごちゃごちゃに混ざっています。
お守りにもこうした信仰背景をもとに、変わったものが多いのも特徴です。
ご本尊の赤山大明神は天に在っては補星・福禄寿神であり、地上に降りると泰山府君(たいざんふくん)となります。この泰山府君は陰陽道卜占(ぼくせん)の祖神(おやがみ)であり、占いの大本の神様ともいえます。
森羅万象・万物の命運を司っており、この『福禄寿神お姿みくじ』もそうした神様からの教示が詰め込まれています。福禄寿は手描きで一体一体表情が違っており、おみくじを読んだ後はお守りとすることもできます。
中に書かれていることは、結構難しいです。私が引いたおみくじは、「此みくじにあふ人は雪中に梅の綻がごとく今少し思ひを遂ぬかたちなり観音を信じて吉」とのこと。
簡単に言うと、君はあとちょっとで咲く梅の花だ。もうちょっと頑張れ。特に観音様を信じると良いぞってことでしょうか? ちなみに半吉でした。
ということなので、この方にお出ましいただくことにしました。『如意一願御守』に描かれているのは、赤山禅院の拝殿にいる御幣と鈴を持った猿です。
この猿は御所の東北角にいる猿ヶ辻の猿と対応しており、鬼門方向からくる邪気の進入を防ぐ(去る)役割を持っています。屋根の上にも猿がいましたが、災いを退けて願いが叶いますようにと、このお守りに願掛けしました。
絵馬も特色にあふれたものがそろっています。まずは赤山大明神(多分)と猿の絵馬です。
次は赤山大明神を梵字で表した、珍しい『字馬』です。
さらに最後は『おしどり絵馬』という縁結び祈願の絵馬で、仲が良いといわれるおしどりの夫婦が描かれています。また(多分)北極星と北斗七星、それに太陽と月が描かれ、裏側には「男星名」「女星名」を書くようになっていました。
これは赤山禅院の祭神が赤山大明神(泰山府君)であることに、由来しているのでしょう。泰山府君は道教や陰陽道の神様で、北極星と同体とされることもあります。そうした星回りが良くなり、縁が結ばれることを願う絵馬なのかと思います(勝手な推測ですが)。
境内には『古札納所』があり、古くなったお札やお守りを返納することができます。
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