笠覆寺(笠寺観音)(愛知県 本笠寺駅)の縁結び・美人祈願【くちコミ付き】
笠覆寺(笠寺観音)
電話 :052-821-1367 (8時~16時) ウェブ :笠覆寺(笠寺観音) 住所 :愛知県名古屋市南区笠寺町上新町83 アクセス:名鉄名古屋本線「本笠寺駅」下車、徒歩5分 駐車場 :20台駐車可能 |
縁結び 美人祈願(玉照姫おしろい) |
玉照姫の伝説が残るお寺です。美濃国の豪族の娘玉照姫(たまてるひめ)は美しさゆえに不運な運命に巻き込まれ、鳴海の長者の召使いとなってしまいます。しかし不遇な生活を送りながらも呼続の里の観音像にお祈りを続け、ある日雨ざらしの観音様に笠をかぶせると、そこをたまたま通りかかった藤原兼平(ふじわらのかねひら)に見初められます。
その後二人は結婚して笠をかぶせた観音さまを祀ったことから、このお寺は笠覆寺(りゅうふくじ)と名付けられました。またこのシンデレラストーリーにあやかり、縁結びの祈願をされる方が多く訪れています。
本笠寺駅から徒歩5分、商店街を抜けたところにあります。毎月6・16・26日の6の市は賑わうそうですが、私が行った日は人もまばらで静かな境内でした。
本堂の脇には、玉照姫と兼平公の像を安置したお堂があります。案内看板には「縁結び」と「交際円満」と書かれていました。
そしてこちらが、そのお堂です。
中を見ると二人の小さな像が仲良く並んで座っていました。
また境内には至るところに笠のマークがあり、まさしく恋物語のお寺と言った感じです。
そしてお寺を出て南側へ回ると、そこには塔頭の泉増院があります。門を出て、通りを一本はさんだ向かい側にありますので、場所はすぐに分かります。
こちらも玉照姫ゆかりのお寺ですが、お寺の方はとても気の良い方で、話しながら御由緒書きなど頂いてきました。後で良く御由緒を見たら、玉照姫の美しさをねたんだ同輩たちが姫のおしろいをつけて星崎の観音に詣でたところ、あざやほくろや吹き出物がとれて美しくなったとの言い伝えがあるそうです。このため「玉照姫おしろい」が古来から授けものとして置かれているとのことです。
また笠覆寺(笠寺観音)では、初観音(1/18)には本堂で観音様がかぶっていた笠をかぶせて頂き、祈願(一人300円)することができます。私もやってみましたが頭をすっぽりと笠で覆われると、何か観音様に包まれたような気持になりました。
古くから笠寺に伝わる玉照姫のご尊像は,笠寺観音の南側にある塔頭の泉増院というお寺にお祀りされています。ご利益絶大ですから、地元の人はみな知っていますよ。
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