宮下坊(山形県・出羽三山)の宿坊【くちコミ付き】
宮下坊
電話 :0235-62-2371 ウェブ :宮下坊 住所 :山形県鶴岡市羽黒町手向223 アクセス:・JR羽越線「鶴岡駅前」からバスで33分「黄金堂前」下車、徒歩1分 ・JR陸羽西線の「狩川駅」からタクシーで約15分 駐車場 :15台駐車可能 時間帯 :チェックイン15時。チェックアウト10時。 収容 :客室16室 |
【宿坊】 一泊二食9000円(税込。10名より。ただし他団体が入っている日は、1人からでも宿泊可。詳細は宮下坊ウェブサイトのカレンダーを参照) |
料理は庄内の幸をふんだんに使った伝統の精進料理です。神道では「食事」のことを「直会(なおらい)」と称し、人間と神々との「懇親会」という意味を持つそうです。精進料理は宿泊だけでなく、お昼に頂くことも出来ます(20名より)。営業期間は5~11月です。
護摩祈祷を行っている日には、参列することも出来ます(要問い合わせ)。
なお、坊内にはWi-Fiも導入されています。
宿坊の方がとにかく親切で、旅行前から出羽三山の散策コースについて相談に乗って頂きました。また当日はちょうど講中の方が宿泊されおり、そこに混ぜて頂けるように手配までして下さいました。おかげで予定になかった月山から湯殿山への山越えを、先達さんの案内を受けながら無事に達成することが出来ました。出羽三山と言えば修験の地。山越えはそのまま精神文化に触れる旅なので、歩くことが出来て本当に良かったです。
宿は綺麗な旅館風ですが、中には広い神殿が備わっています。ここで朝の5時30分から護摩祈祷が行われます。前日の宿坊到着時に護摩木を渡され、そこに名前を書いて息を吹きかけたのですが、これを燃やして家内安全、身体堅固、厄難消除などの祈願が行われました。護摩木に息を吹きかけることは、自分の分身を護摩木に移すという意味があるそうです。
祈祷の時は法螺貝が吹き鳴らされ、大太鼓や鈴、御師さん達の気合いや早九字のかけ声などが響き、神秘的な朝を迎えられました。
食事は精進料理でしたが、御飯がすごく美味しくてびっくりしました。もちろん料理もゴマ豆腐は味が深く、筍料理やきんぴら、ところてんなど健康的で美味しかったです。朝のあんころもちは小豆の甘さがさっぱりしていて、すごく良かったです。
二階に広~い神殿があって、すごーぃ!と思いました。精進料理は、一緒にお泊りした友達も絶賛で、お部屋は静かやし、かなりくつろげました。また、朝の護摩祈祷開始の合図がホラ貝の音で、これにはえらくテンションが上がりました(≧▽≦)
ただ、お風呂がすんごぃ熱くて、ちょっとマトモに入れなかったのだけが残念でしたが。。。でもまぁ、山はキレイで中世の雰囲気を色濃く残しているし、ご飯はもぅトニカクおいしくて、また是非とも親でも連れてくるかなあ~(´∪`) と思えるステキな土地だったのでした。
ちょうどこちらのイベント情報掲示板にあった、「月山登拝」に便乗させていただこうということで決めた感じです。とりあえず普通に生活してたら、信仰登山のようなことをする機会ってまずないと思うので、かなり貴重な体験だったと思います。私は体力がかなりナニな人なんですが、それでも先達さんに励まされたおかげで無事頂上まで辿りつくことができ、頂上の月山神社で先達さんの朗々とした祝詞をききながら参拝した日にゃもう感無量でした。
そういうわけで、もしもう一回宮下坊さんに泊まられるんなら、山の季節(というか、来年も同じように企画してくださると思うので、その時)を強くオススメいたします。おフロは水加えたりもできたような記憶が・・・(うろ覚え)。私が行ったときは無事でしたけどねw
当方の自慢料理として、「あんころもち」があります。これは北海道産の小豆を用い心を込めて全てを手造りで造っております。是非ともご賞味下さい。
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