雑司ヶ谷鬼子母神(東京都 雑司が谷駅)の子宝・安産祈願【くちコミ付き】
雑司ヶ谷鬼子母神
電話 :03-3982-8347 ウェブ :雑司ヶ谷鬼子母神 住所 :東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20 アクセス:・東京メトロ副都心線「雑司が谷駅」下車、徒歩5分 ・JR山手線「池袋駅」下車、東口より徒歩15分 ・JR山手線「目白駅」下車、東へ徒歩15分 |
安産 子育 |
菩薩形の鬼子母神像が祀られ、安産・子育(こやす)の守り神として信仰されています。
鬼子母神はもともとインドで人の子を食らう鬼女でしたが500人の子供(1000人とも言われます)がおり、人々に助けを求められた釈迦がそのうちの一人を隠してしまいました。すると鬼子母神は狂ったように嘆き、釈迦に助けを求めます。釈迦は「500人の子がありながら1人いなくなっただけでそのように嘆き悲しむのであれば、これまで子供を殺されてきた親の気持ちはいかほどのものであったのか」と諭します。その言葉に今までの行いを悔いた鬼子母神は、釈迦に帰依して子供の守り神となりました。
このような逸話から鬼子母神は安産・子育ての仏として御利益があります。左手に幼児を抱き右手に吉祥果を持つ姿は、まさに安産を司る優しさが現れています。吉祥果とはザクロのことで、一つの実にたくさんの小さな実が付き、その一つ一つが種を持つことから、子孫繁栄の象徴とされています。
雑司が谷駅からけやき並木の参道を歩いていくと、雑司ヶ谷鬼子母神に辿り着きます。入り口には石造りの仁王様が立っており、樹齢600年以上の大銀杏が枝葉を広げています。
その中をまっすぐ歩くと、国の重要文化財に指定された鬼子母神堂があります。手前から拝殿・相の間・本殿の3つの建物で構成された権現造で、どっしりとした重みが感じられました。
そしてこの正面に掲げられた扁額を見ると、「鬼子母神」の鬼の字には角がない事が分かります。鬼子母神は人を食う鬼でしたが改心して子供の守り神となったため、正式には角を付けずに書くことになっています(ここではフォントの関係上、付いていますが)。
そばには鬼子母神像もありました。こちらは鬼の姿ではなく合掌していて、お釈迦様にさとされた後の姿であることが分かります。
そして鬼子母神堂の裏に回ると、ザクロを描いた(と、思う)絵馬がかけられていました。こちらは子宝や安産などを熱心に祈る方が、たくさん奉納されているようです。
また境内には駄菓子屋や、団子屋さんがあります。お団子は名物のおせんだんごで、鬼子母神に千人の子どもがいたことに由来して付けられています。五つ刺しのお団子は安産子育てと子孫繁栄を祈願する意味が込められています。
しょうゆとあんこの2色がセットで、どちらも昔ながらのほっとする味です。なお、夕方になると売り切れることも多いので、食べてみたい方は早めに行くといいと思います。
(ちなみに私はあんこの団子だけなくなったので、おしょうゆ団子が二本になったことがあります)
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