毎週土曜日の18:00～19:00に子供座禅会が、19:30～21:00頃までは、土曜座禅会が開かれています。ジャージなど楽な服装でとのことで、お寺での着替えも可能です。坐禅後、みんなでお茶とお菓子を頂きます。　

　毎月第一日曜日の朝6時～8時半頃まで、朝粥座禅会が行われています。予約不要です。鐘楼で鐘をついてお経を読んでから坐禅をします。坐禅後に禅の食作法に則ってお粥を頂きます。　

　写経会は、毎月1日、11日、21日 13時～15時に開かれています。小筆を持参です。写経用紙、墨汁、硯はお寺に用意されています。書写するお経は般若心経で、支度、片付けは全員で行います。

　鎌倉流御詠歌は、仏教の教えが歌になっています。毎月第1・第3火曜日の13時半～15時に行われています。道具一式は別途購入が必要です。参加希望の方は、事前にお寺まで連絡をお願いしますとのことです。

　土曜日の夜に行われている坐禅会に参加してきました。立派な山門をくぐり、お寺の玄関に入ると、お坊さんがこちらですよと案内して下さいました。

　入り口で名前を書いて経本を頂き、本堂の隣にある坐禅の部屋に入ります。細長い和室で両側に向かい合うように座布団が並べられ、奥には文殊菩薩が安置されていました。

　とりあえず空いている席を確保して座っていると、まずは合図とともに全員で読経します。最初に崇禅寺入門の心得を読み上げました。これはお寺の玄関にも掲げられていましたが、このようなものです。

　そして般若心経や消災呪など合わせて10分程度、坐禅の準備として気持ちよく声を張り上げることができました。

　続いて坐禅が始まりますが、時間は約20分×2回です。始まる時は部屋の電気が消されて、薄暗くなりました。

　最初の一回は静かに坐っていましたが、二回目は指導されているお坊さんから全体に向けて、腰を入れて坐ること、呼吸に集中することという話がありました。

　また途中からお坊さんが警策を持って歩き、合掌すると左右の肩の下あたりを2回ずつ叩いて頂けます。この時、周りの方がものすごくいい音を響かせていたの少しでビビりましたが、実際に自分の番になるとそこまで痛くはありませんでした（叩き方が上手いのと、初参加なので少し手加減して頂いたのもあるかもしれません）。

　一回目と二回目の間には経行（きんひん）もあり、立ち上がって叉手をして、部屋の中をぐるぐる歩いて足のしびれを取ります。

　そして全て終わると、最後はまたお経を唱えて坐禅会は終了です。

　その後、別室に移動して茶話会もありました。お抹茶とおまんじゅうが配られ、みんなで話をします。

　この時、一人づつ名前を呼ばれて順番に話す形式で、初参加者は最初に自己紹介もしました。なので人見知りな方もとりあえず一度は発言する機会があるので、比較的溶け込みやすいと思います。

　すべてが終了し、お寺を出たのは21時頃です。予約も不要で気軽に参加できるので、お近くで坐禅にご興味ある方は一度行ってみると良いと思います。