普門庵(東京都 南多摩駅)の座禅会・写経会
普門庵
電話 :042-378-1707 ウェブ :普門禅庵 住所 :東京都稲城市大丸857 アクセス:JR南武線「南多摩駅」下車、徒歩10分 駐車場 :あり |
【土曜・日曜坐禅会】 【暁天坐禅会】 【写経会】 |
毎月第1・第3土曜日午前7時~、毎月第2・第4日曜日午前7時~に、坐禅会が行われています。内容は坐禅、読経、茶礼です。また月曜日~土曜日には午前5時から6時10分まで、暁天坐禅会が行われています。土曜日の朝は途中に休憩を入れ、坐る時間が他の日より多くなっています。
毎月第3火曜日の13時半から写経会が行われています。最初に般若心経を読経し、薄墨で刷られた『般若心経』を一字ずつ筆でなぞっていきます。筆(もしくは筆ペン)と硯は持参です。写経が終わったあとには法話、茶礼があります。
初心者でも参加できる、土曜坐禅会に参加させて頂きました。
開催日前に坐禅会について問い合わせの電話をしたら、「7時にお寺に来て、初心者の方は周りと一緒に見様見真似で坐ってみて下さい」とのお話でした。
その通りに6時50分頃に辿り着くと、すでにお堂(普門精舎)で何人かの方が坐禅をされていました。座蒲団の上に乗った坐蒲が並び、来た人から銘々に坐禅を始めるスタイルのようです。私も空いている坐蒲を確保して、坐禅を始めました。
このような形で初めての方へのレクチャーなどはなかったため、一度はどこかで坐禅経験がある方が、スムーズに入れると思います(なくても真似して坐れば、大丈夫ですが)。
また門前の掲示板によると、日によっては坐禅レクチャーを行う日もあるようなので、心配な方はそうした日を狙っていくのもおすすめです。
周りをざっと見てみた時の注意としては、皆さん靴下は脱いで坐禅をされていました。なので特に女性の方は、靴下をすぐに脱げる服装にした方が良いと思います。
また、来られている方はリピーターの方が多いようです。私が参加した時は15名中(私も含めて)2名が初参加者でした。ただ『普門庵』というお寺の名前は「普く門戸を開く」という意味とのことで、誰でもウェルカムという姿勢のようです。なのでお近くの方は思い切って参加すると、とても充実した時間が過ごせると思います。
7時になるとお坊さんが来られて、拍子木と引磬が打たれて本格的に坐禅が始まります。背筋を伸ばしてゆっくりと呼吸することだけ心がけつつ、もやもやと浮かんでくる煩悩を振り払いながら坐っていました。
時間は25分×2回で、間に10分ほどの休憩時間があります。2本目の時はお坊さんが警策を持って回り、姿勢の悪い方を正されていました。指導は厳しい感じはないので、あまり坐禅に慣れてなくても、怖がらずで大丈夫です。
そして坐禅が終わると経本が渡され、全員で読経します。唱えたのは開経偈・般若心経・観音経普門品・大燈国師遺戒 ・坐禅和讃・延命十句観音経・四弘誓願文で、全体で20分ほどでした。
読経の次は坐蒲などを片づけて、茶話会が始まります。お茶とお菓子が配られ、お坊さんの法話をお聞きします。私が参加した時は「日常では何もしない時間はなかなか取れないので、積極的に静かな時間を送ることには意味があること、そして動かない坐禅と動き回る日常を切り分けず、つなげて考える大切さをお話して下さいました。
ちなみに、お菓子はアップルパイでした。
茶話会は全部で30分ほどです。9時になると終了となり、片づけをして解散しました。なお、坐禅の参加費は無料のようですが、せっかくなのでご本尊の観音様にお賽銭を入れてお参りさせて頂きました。
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