新善光寺(北海道札幌市 豊水すすきの駅)の写経会・写仏会【くちコミ付き】
新善光寺
電話 :011-511-0262 ウェブ :新善光寺 住所 :北海道札幌市中央区南6条西1 アクセス:・札幌市営東豊線「豊水すすきの駅」下車、7番出口よりすぐ ・札幌市営南北線「すすきの駅」下車、徒歩5分 |
【写経】 【写仏】 参加料500円(お菓子付) |
すすきのの街中にあり、阿弥陀如来をご本尊としている浄土宗のお寺です。写経は日中随時、予約不能で行うことができます。
また毎月第4土曜日の午後2時から開かれる仏教講座の中でも、写経と写仏が行われています。写経は宗祖の法然上人の言葉をまとめた御法語や、浄土宗で大切にされている浄土三部経の一つ「観無量寿経」など、その時々に書写するものは変わるようです。解説もして頂けます。事前連絡も不要なのでお気軽に参加ください、とのことです。
新善光寺は札幌の繁華街、すすきのの一画にあるお寺です。こちらは誰でも自由にお参りでき、希望すると本堂で写経できます。
■写経の案内
お寺の境内に入って寺務所に入ると、すぐ目の前に受付があります。そこで写経をしたい旨申し出ると、お坊さんが本堂へと案内して下さいました。
新善光寺の本堂は、内部がものすごく広い建物です。その中にぽつんと机が置かれており、写経道具が用意されていました。
■本堂の写経机
写経のお手本は二種類あり、四誓偈と一枚起請文から選べました。私は前者にしましたが、こちらは仏説無量寿経というお経の一節で、全部で漢字224文字あります。また一枚起請文は浄土宗の開祖・法然上人が亡くなる間際に書かれたもので、平仮名と漢字の混ざった日本語の文章です。
こちらの写経は墨汁と小筆で、お手本のお経をなぞり書きする形式です。簡単な説明をして頂いた後、お坊さんは寺務所の方に戻られ、あとはじっくり写経する形になりました。
■写経用紙
広い本堂に一人で座って写経する時間は、なんだかとても贅沢な時間を過ごしている気持ちになります。すすきのと言えば札幌を代表する歓楽街でもありますが、そんな街の喧騒が嘘のような静かさです。
一文字一文字、間違えないようにゆっくり丁寧に筆を動かしながら、お経を書き写していきます。自分と向き合いながら途中で集中力が途切れてきては、気を引き締めなおしたり。そして最後に日付と名前、願い事を書き入れて写経が完成です。
書き終わった用紙はご本尊の前にある経机に置いて奉納します。そこでしばらく合掌し、こころがほっと清まった心地になりました。そして使用した筆は持ち帰っても良いとのことで、お土産にさせて頂きました。
それと新善光寺には、平安時代に作られた阿弥陀如来坐像が伝わっています。お坊さんにお伺いしたところ、奥の部屋へと通して頂きお参りすることができました。
とても美しく彫られたお姿で、北海道ではかなり珍しい古い仏像です。いつも見せて頂けるかは分かりませんが、お寺の表にある看板にも書かれていたので、もし写経をする機会があれば聞いてみるのも良いと思います。
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