神勒寺(シンルクサ)(韓国)の宿坊【くちコミ付き】
神勒寺(シンルクサ)
体験学習には各地から若い人々が多く参加されています。聞くところによると、経典の解説等も行なわれているようです。ただ、旧暦でお正月を祝っておりますので、日本の12月31日に年を越すセレモニーをお寺でやる風習は少ないようです。何とか探していただいたのが、神勒寺です。
今回参加された人数は40人程度でした。女性が約80%以上です。家族で来られている人たちもおりました。そこでの流れは、31日のお昼前にお寺に集合でした。そこで31日から1日にかけてのスケジュールの説明があり、午後2時頃から仏教の概要・お寺にお参りする時の作法・読経等が行なわれました。
そのなかで2つ印象に残りましたのでお話します。一つは講義の中で紙コップのまわりに蓮の花びらを模した赤いかたちをした物を貼り付けて蓮の花を作り、そのなかにローソクを入れてそれを持って塔のまわりに飾り、その後全員で塔の周りを歩きながら読経をして、お祈りをする光景です。
もうひとつは希望者だけのイベントですが、早朝、初日の出を見に雪道を1時間以上も歩いてのぼって行ったことです。お互いに励ましながら全員頂上まで登りきりました。生憎天気が悪く見られませんでしたが、日本と同じように多くの韓国人が登ってきていました。そこでお弁当や即席ラーメンなどを食べていました。日本人は珍しいようで、ラーメンを分けてくれたり、から揚げをもらったりしました。それからお寺にもどり読経です。それらが終了してお昼頃に解散です。