1. TOP
  2. 韓国
  3. 浮石寺(プソクサ)(韓国)の宿坊【くちコミ付き】

浮石寺(プソクサ)(韓国)の宿坊【くちコミ付き】

浮石寺(プソクサ)

基本情報

電話  :+82 54-633-3464
ウェブ :浮石寺(プソクサ)
住所  :148, Bukji-ri, Buseok-myeon, Yeongju-si, Gyeongsangbuk-do, 大韓民国
アクセス:中央線「豊基(プンギ)駅」下車、タクシーで20分ぐらい

特徴・見所

 韓国で最も美しいとも言われる無量寿殿など、多くの美しい建物が並ぶお寺です。展望もすばらしく、山々の連なる風景が見渡せます。


地図


ほーりー記

 韓国のお寺にしては珍しく、着色していない木の素材が感じられる建物が並んでいます。こちらはまだテンプルステイは受け付けておらず、調査ということで特別に宿泊させていただきました(2008年には宿泊施設が完成し、テンプルステイを始めるとのことです)。

 私が宿泊したのは、月に一度の三千拝の行われる日です。三千拝とはお経を唱えながら立ったりひざまずいて礼をする五体倒地を、名前の通り三千回繰り返す行です。19時から始まり翌朝の3時ごろまで続く厳しい行で、さすがに韓国という慣れない地でもあるため、最初の100回くらいのさわりだけを体験させていただくことにしました。

 無量寿殿(本堂)には大きな阿弥陀如来が安置されていますが、まずはその前に参加者がずらりと並び、記念撮影から始まります。お坊さんが三脚を立てて笑わせながらシャッターを切るなど、この辺りはとてもフランクなお寺です。

 そして三千拝。お経の本は貸していただけるのですが、残念ながらハングルで書いてあるので私には読めませんでした。お坊さんの合図とともに立ち、ひざまずいて礼を繰り返す。ペースも速く、これは一種のスクワット状態です。お坊さんの説明では疲れたら無理せず休んだり、水やチョコレートを口にするようにとの話でした。100回程度なのでそれほどには疲れませんでしたが、三千回やればきっとふらふらになると思います。

 また参加されていた方は若い方から年配の方まで、50人ほどはいました。初めての方も多いようで、熱心な一部の仏教徒だけでなく、広く開かれたお寺であることが感じられます。この方たちは地元から三千拝を目的にお寺に登ってきた方もいれば、お寺に長期滞在をしている方などもいるそうです。

 部屋はテンプルステイが始まるころにはまた変わっていると思いますが、私が泊まったのは小さな宿舎みたいな場所でした。布団は薄かったのですが、オンドル(床暖房)がついていて寒くはありません。が、他の方の部屋にはオンドルがついていないところもあったそうです。

 食事はお皿とお盆が一緒になたプレートに、各自で食事をよそって食べます。ご飯と味噌汁、キムチ、ジャガイモ、もやしなどが出ました。食べた後は各自で食器を洗います。食器を洗っているとき、お寺の方? 地元の方? に、突然にぶどうを頂いてしまいました。この辺はぶどうの産地でもあるそうで、おいしかったです。



宿坊研究会のイベント情報リンク


寺社コン

寺社好き男女の縁結び企画『寺社コン』開催中。これまで15年に渡り700人以上が結婚し、趣味が共通しているため、初対面でも話しやすい方が多いのが特徴です。

  ~寺社好き男女の縁結び企画~ 寺社コン

主催者のプロフィール

\ SNSでシェアしよう! /

宿坊研究会の注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

宿坊研究会の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

宿坊研究会編集部

宿坊研究会編集部

寺社旅研究家のほーりーが立ち上げた、宿坊研究会の編集部。日本全国300件以上の宿坊を紹介し、宿泊者の体験談も多数掲載! 全国の座禅会・写経会・精進料理などの寺社体験もレポートしています。

おススメ記事

  • 弘法寺(ホンボプサ)(韓国)の宿坊

  • 月精寺(ウォルジョンサ)(韓国)の宿坊

  • 海印寺(ヘインサ)(韓国)の宿坊【くちコミ付き】

  • 乾鳳寺(コンボンサ)(韓国)の宿坊

  • 神勒寺(シンルクサ)(韓国)の宿坊【くちコミ付き】

  • 三和寺(サンファサ)(韓国)の宿坊