城南宮(京都市 竹田駅)の見どころ
城南宮
電話 :075-623-0846 ウェブ :城南宮 住所 :京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地 アクセス:・京都駅八条口H7番乗り場より、京都市営バス乗車「城南宮停留所」下車、徒歩2分 ・近鉄京都線「竹田駅」下車、徒歩15分 駐車場 :自動車160台、大型バス20台駐車可能 |
延暦13年(西暦794年)の平安京遷都の時に、平安京の南側に建てられた神社です。城南宮という社名も、平安城の南に鎮まるお宮という意味があります。国常立尊(くにのとこたちのみこと)、八千矛神(大国主命)、息長帯日売尊(神功皇后)をご祭神としています。
引越や工事、家相など、方角に関する災いを除く『方除(ほうよけ)の大社』として信仰されています。
城南宮の5つの庭園
城南宮には昭和の名庭園家・中根金作氏が作庭した5つの庭園があります。その中でもやはり圧巻の見ごたえだったのは2月から3月にかけての『しだれ梅と椿まつり』です。
■梅まつり
私が出かけた時は、ちょうどしだれ梅が満開を迎えていました。白や薄いピンク色に染まっていて、あちこち写真を撮りまくってしまいました。また赤い椿の花も咲いていて、梅と見比べるとさらにきれいに見えました。
そして梅の花が咲く春の山エリアを抜けると、平安の庭があります。こちらは池泉回遊式で水面に映る木々が鮮やかです。
■平安の庭
さらに梅まつりの季節は非公開ですが、別の時期にお参りしたら、城南離宮の庭、桃山の庭、室町の庭と、趣の異なる庭園も楽しめました。こちらにある「楽水軒」では、巫女さんにお抹茶も振る舞って頂きました。
■お抹茶体験
美しい巫女舞と湯立神楽
城南宮は「梅」「藤」「菊」の時期に合わせて、巫女神楽が行われます。詳細日程は城南宮のウェブサイトに書かれているので出かけてる前にご確認頂けたらと思いますが、梅の時期は2月中旬から3月中旬まで毎日、藤の時期は5月のGWと土日、菊の時期は9月の土日といった感じです。
それぞれの花を冠にさし、枝を持った巫女さんが神楽を舞った後、特別なお守りを授与して頂くことができます。
■巫女さんからのお守り授与
また1月には湯立神楽が行われています。こちらは拝殿で4人の巫女さんが神楽を舞い、たすき掛けした巫女さんが煮えたぎった大釜の湯を笹の葉で散らして邪気を祓い、無病息災や願望成就が祈願されました。
■湯立神楽
神事の後には福笹授与も行われ、多くの方が頂いていました。
なお、城南宮のお守り情報はこちらもご覧ください。
無病息災を祈る七草粥
2月には七草粥の日もあります。この日に参拝すると、春の七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)が入ったお粥が振る舞われます(一膳 500円)。
無病息災や延命長寿の縁起物ですし、お粥を頂いた斎館には「七草なづな テッテッテロロロロ・・・」という歌がひたすら流れていたのも面白かったです。
宿坊研究会のイベント情報リンク
1/25(土) だるま寺と地蔵院特別公開コン(京都)
2/2(日) 節分の上野散策コン(東京)
2/11(火・祝) 正慶寺でお坊さんとの婚活コン(東京)