四谷の総鎮守の神社です。お守りには金銀融通の御守とされ、毎年冬至から節分の間に授与される『一陽来福守 (いちようらいふくまもり) 』があります。また11月の酉の市には、『開運熊手守』が授与されます。その他には主祭神の須佐之男命（すさのおのみこと）と蘇民将来のエピソードに由来した無病息災の『茅の輪守 (ちのわまもり)』もあります。

須賀神社には『日本の神話おみくじ』という、変わったおみくじがありました。こちらは大吉などの吉凶の表示がなく、古事記に登場する20柱の神様とその特徴にまつわる占い文が記されています。

　私が引いたおみくじは「少名毘古那神（スクナビコナノカミ）」でした。この神様は医薬、温泉、酒造などの技術をもたらした博識な方で、読書をするとよいとのことでした。

　また須賀神社は大ヒットした映画「君の名は。」の舞台としても有名です。これにあやかったということでもないかもしれませんが、有名な石段が絵馬に描かれていました。

　拝殿の前には『古神札納箱』があり、こちらに古いお守りなどを返納することができます。