芭蕉の句「閑さや岩にしみいる蝉の声」で知られ、多くの観光客が訪れるお寺です。が、ここはなぜか縁切りのお寺としても知られています。しかもその由来が何なのかはよく分かっていません。もし知っている方がいましたら、ぜひお知らせ下さい。

　↑と、書いていたら、教えてくださった方がいました。根本中堂に安置されている薬師如来は諸所の悪い事から守って下さるご利益があり、そこで結ばれると悪くなる悪縁を断ち切り、生活が良くなるようにと昔から願われてきました。これが立石寺が悪縁切りの寺として広く知られる様になった由来だそうです。

　縁切りスポットしての発見はなかったのですが、根本中堂から奥の院へと続く登山口へと向かう途中に、夫婦杉とその真ん中に祀られた夫婦地蔵尊というお地蔵様がいました。

　特に縁結びという説明は見当たりませんでしたが、名前からして縁結びにご利益ありそうなお地蔵様です。