石浜神社(東京都 南千住駅)の絵馬【くちコミ付き】
石浜神社
電話 :03-3801-6425 ウェブ :石浜神社 住所 :東京都荒川区南千住3-28-58 アクセス:JR常磐線・地下鉄日比谷線・つくばエクスプレス「南千住駅」下車、徒歩15分 駐車場 :あり |
端唄「紀伊の国」絵馬 |
浅草名所七福神の寿老神を祀る神社です。聖武天皇の神亀元年(724)に勅願によって鎮座され、以来1280年余の歴史を持っています。風光明媚なことから江戸時代には数多くの浮世絵に描かれ、現在は東京ガスのガスタンクが背後にどんとひかえて不思議な迫力に満ちています(狛犬とガスタンクの組み合わせは、意外なマッチングです)。
すごい絵馬を発見しました。石浜神社の良縁祈願の絵馬は、幕末から明治にかけて流行った『紀伊の国』という端唄が書かれています。
この歌の最初の3行は熊野の船玉神社を表していますが、「さて東国に至りては」からは、吉原周辺の稲荷社を列挙しています。
玉姫稲荷が三囲稲荷へ嫁に行き、合力稲荷(強力)が荷物を担ぎ、袖摺稲荷が待ち女郎(花嫁の世話役)を務め、真崎稲荷が仲人役と言う、狐の嫁入りが描かれています。最後の黒助稲荷につままれては、狐に化かされたということでしょうか。
この辺は私の解釈なので、正確じゃないかもしれません。最後の信田妻(しのだづま)は古浄瑠璃に出てくる物語で、狐と結婚した男が出てきます(ちなみに狐との間に生まれた子が安倍晴明)。
そしてこの歌の中に出てくる真崎稲荷は、天文年間に石浜城城主となった千葉之介守胤が一族一党の隆昌を祈って宮柱を築き、大正15年(1926)に石浜神社に併合されています。
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