傳通院(東京都 後楽園駅)の写経会・ヨガ【くちコミ付き】
傳通院
電話 :03-3814-3701 ウェブ :傳通院 住所 :東京都文京区小石川3-14-6 アクセス:東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅」下車、徒歩10分 |
【写経会】2000円 (茶菓子代含む) 【お寺ヨガ教室】1000円 |
毎月第一土曜日(1月・8月はお休み)午後2時から写経会が行われています。五種類の字体の異なる「般若心経」の中から、好きなものを一つ選び書写します。小筆または筆ペンは各自で持参です(販売もされています)。お気軽にお問い合わせ・お申し込みくださいとのことです。
毎月1回、土曜日13時30分~14時45分にお寺ヨガ教室が行われています。会場は傳通院繊月(せんげつ)会館2階です。参加希望の方はウェブサイトにあるお申込フォームから送信して申し込みます。なお、参加時は動きやすい服装が良く、ヨガマットは貸出用もありますが数に限りがあるため、お持ちの方はご持参下さいとのことです。
傳通院の写経は本堂の地下にある部屋で行われます。本堂へと上がる階段の脇に下に降りる階段があり、通路に面して大きな写経室がありました。こちらの写経会は筆だけ持参です。その場で購入することもできますが、小筆200円、筆ペン500円でした。筆を選んでも硯や墨汁は用意されているので、手ぶらで行っても筆さえ買えば問題ありません。
写経室に入ると、まずは受付を済ませて写経のお手本を受け取ります。このお手本の特徴は、般若心経だけでA~Eと5種類用意されていること。何が違うの? と、思われるかもしれませんが、楷書になっていたり崩した旧字体になっていたり、その時の気分や初心者・熟練者などの写経の慣れ具合で選ぶことができます。ちなみに私は一緒に行った人達がみんな初心者用を選んでいたので、背伸びして中級者向け? の、お手本を選んでみました。
でも、これが結構難しい~。素直に初心者用が正解かもです。
そしてお手本と一緒に紙のマスクとお勤め用の経本が渡されます。紙のマスクは写経するときに写経用紙(=仏様)に息がかからないようにするためのものです。また経本は写経中は使わないので横においておきますが、中には般若心経も書かれているので写経中に読み方が分からなかったら開いてみても良いでしょう。
そしてこちらの写経会場ですが、全て椅子席です。席についてしばらく待ち、14時になると写経開始。お坊さんが一人一人参加者の左手に塗香を乗せ、両手ですり合わせて身体に沿わせ、写経前に身を清めます。
続いて鐘の音が鳴り響き、同唱十念。「南無阿弥陀仏」をみんなで十回唱えます。この辺はさすがに浄土宗のお寺らしいところです。それが終わると一斉に写経を書き始めます。参加者は約50人ほど。シーンと集中した時間が流れていました。
開始から40~50分すると、今度はお坊さんの仏教講座が始まります。写経が終わった方はその講座を聞き、終わっていない方は聞きながら写経を続けます。私が行ったときには縛られ地蔵を題材に、人の苦しみを代わりに受ける(代受苦)、お地蔵さんのことをお話されていました。
そしてそれらが終わると部屋の奥から本堂へと上がり、ご本尊の阿弥陀如来に写経を奉納します。本堂へと続く廊下には象の形をした香炉が置かれていましたが、煙の沸き立つ香炉を男性は左足で、女性は右足でまたいでさらに身を清めます。
写経用紙を一人一人奉納してご焼香が済むと、最後に貫主様が堂内に入場して一斉にみんなでお経を唱えます。開経偈や般若心経など様々なお経を15分ほど唱えますが、最初に渡された経本通りに進んでいきますので初めてでも安心して読経することができました。
最後に元の写経室に戻り、お菓子とお茶で軽く一服。飲み終わったら解散です。お坊さんたちも最初から最後まですごく親切で、初めて写経する人が多いと伝えると、写経の手順なども分かりやすく説明してくださいました。14時から始まって、終わったのが16時30分くらい。写経のほかにも盛りだくさんで、とても楽しく参加できる写経会でした。
あなたの寺社体験談を大募集!
「人生を変える寺社巡り」を推進する宿坊研究会では、少しでも多くの方にお寺や神社に足を運んで頂くため、宿坊や座禅・写経・精進料理などの体験レポートを募集しています。お知らせ頂いた内容は、宿坊研究会にて紹介させて頂きますので、よろしければメールフォームよりご投稿ください。東京都近郊の寺社体験一覧
関東の宿坊御岳山の宿坊 , 大山の宿坊
東京都の座禅・阿字観
東京都の写経・写仏
関東の精進料理
関東の寺修行・修験道体験
全国の滝行・水行・禊体験
全国の神道・巫女体験
関東の人生相談
全国の寺社カフェ・バー