裁断橋跡(姥堂)(愛知県名古屋市 伝馬町駅)の子宝・安産祈願【くちコミ付き】
裁断橋跡(姥堂)
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住所 : 愛知県名古屋市熱田区5-2-5 アクセス:名古屋市営名城線「伝馬町駅」下車、徒歩3分 |
安産 |
延文三年(1358)九月に法順上人が創建した姥堂で、橋跡と共に保存されています。祀られている姥像(現在のものは復元)は熱田神宮にあったものをここに移したと伝えられていますが、尊容から奪衣婆であるとみる説や日本武尊の母であるとする説、日本武尊に娶られ、預けられた天叢雲剣を奉斉鎮守するために熱田神宮を建立した宮簀媛(みやずひめ)の像であるとする説などがあります。
そしてこの姥像ですが、昔から「おんばこさん」と呼ばれて親しまれ、安産や子育ての神として信仰されています。
大通りから一本小さな道に入ったすぐのところにあります。一階には復元された裁断橋の欄干があります。ここは都都逸(どどいつ)発祥の地でもあり、その碑が立っています。
そして姥堂は二階にあります。階段を登るとあっさりとしたお堂になっており、ガラス越しにおんばこさんが見えます。

ここに安産祈願に来られる方は、みんなで手を合わせてお祈りしたであろう日常風景が想像できる、素朴で温かな空間になっています。
でもおんばこさんは奪衣婆説が出るだけあって、ちょっと怖い姿で迫力がありました。

