毎朝誰でも参拝できる、東寺(教王護国寺)(京都市 東寺駅)のお勤め
東寺(教王護国寺)
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電話 :075-691-3325 ウェブ :東寺(教王護国寺) 住所 :京都府京都市南区九条町1番地 アクセス:・JR京都線「京都駅」八条口より徒歩15分 ・近鉄京都線「東寺駅」下車、徒歩10分 ・JR「京都駅」から市バス78・19系統「東寺南門前」市バス42系統「東寺東門前」市バス16系統「東寺西門前」下車、すぐ 駐車場 :あり |
約1200年前の平安京が遷都された時代に建立された、現代に唯一残るお寺です。毎日午前6時から、御影堂で弘法大師にお膳やお茶をお供えする生身供が行われています。
誰でも参列することができ、希望される方は午前5時50分ごろまでに御影堂の唐門、または西門前にお越しくださいとのことです。

東寺で行われている朝のお勤め(生身供)に参拝しました。ちょうど近くに宿泊していたので早起きして向かうと、1月だったこともあり境内はまだ真っ暗でしたが、ちらほらと人が歩いていました。
そして東寺の北西側に向かうと門で閉じられた区画がありますが、その門前で同じようにお参りに来られた方が待っていたので、場所はすぐに分かりました。しばらく待機していると鐘の音が響き、門が開いて中に入れるようになります。

門をくぐるとすぐ先にあるのが、弘法大師空海が住んでいた場所に建てられた御影堂です。こちらは国宝に指定されており、一度火災に遭ったものの1390年に再建された建物です。日中の明るい時間には何度かお参りに来ていましたが、こんな真っ暗な時間は初めてだったので、いつもよりさらに重厚感がありました。
しかも中に入ろうとしたら、お堂の前でお坊さんが並んで般若心経を唱えていたので、私も一緒に手を合わさせて頂きました。

そしてお堂に入ります。こちらは自由に上がることができますが、並んでいる椅子は50名分とのことです。このため人が多くては入れない場合は外からのお参りになるそうです。私が行った日はそこまで多くはなかったので、無事に入ることができました。

それともう一つ注意として、入り口には朝のお勤めでお唱えするお経や和讃が書かれた用紙が置かれています。私はこちらに気付かず入ってしまい、途中で隣に座っていた親切な方が用紙を渡してくださいましたが、忘れずに一部頂いてから入りましょう。
お堂の正面には、真っ黒い弘法大師像が安置されています。こちらはこの朝のお勤め時と、毎月21日のご縁日のみご開帳されている秘仏です。手を合わせてお参りし、外陣に並んだ椅子に座ると、すぐにお勤めが始まりました。
朗々と節をつけた声明が唱えられましたが、参列者の半分くらいはよくお参りに来られている方なのか、慣れた感じで声を張り上げられていました。また内陣中央にはお坊さんが座っていて、背中越しで詳しくは見えませんが、印を組んだり仏具を手にしながら、儀式が行われていきます。
東寺ではこのお堂に弘法大師の魂が生きていて、こちらにおられると信じられています。このためこの儀式ではお大師様に食事とお茶が提供されているとのことです。
またしばらくお経を聞いていると、途中でお坊さんがもう一人入ってこられて、弘法大師が持ち帰った仏舎利を参列者の頭にかざして頂けました。
その後、太鼓が打ち鳴らされ、弘法大師和讃や般若心経などを唱えて1時間ほどで終了です。最後にご開帳されていた弘法大師像の厨子が恭しく閉じられ、お勤めは無事に終了しました。

お堂から出て境内を歩くと、薄く朝焼けした空を背景に五重塔が浮かび上がっていました。こちらも何度も見ている建物ですが、いつもと異なる時間で特別感が味わえましたよ!

