伊勢神宮の内宮の近くにある神社で、猿田彦大神（さるたひこおおかみ）を祭神とする神社です。猿田彦大神は日本神話で高天原（たかあまはら）に住む天津神（あまつかみ）が、葦原中国（あしはらのなかつくに　＝日本）に降りてきたときに、その案内役を務めた神様です。このため猿田彦は「みちひらきの神」として信仰されています。

　「みちひらきの神」として信仰されている猿田彦大神にあやかった、『一歩守』があります。

　このお守りは恋、学業、商売、スポーツなど、人生のあらゆる場面で最初の一歩を手助けしてくれるお守りです。

　実現したい願いがありながら、なかなか前に進むことができない方には、このお守りが力になってくれるかもしれません。

　また『願かけ絵馬』に描かれている絵は、猿田彦神社独自に伝えられている「みちびきの舞い」です。

　願いが良い方向へ導かれるようにと、願いを書き入れます。

　猿田彦大神は神様の案内を務めたことから、交通安全の神様としても知られています。

　写真は『交通安全（反射板）お守』で、名前の通り反射板として貼り付ける事ができます。

　また他にもお札型やキーホルダー型など、多くの交通安全お守りがありました。

　その他で少し変わっていたのは、『芸能おまもり』です。こちらは境内に建てられている佐瑠女神社のお守りです。

　佐瑠女神社の祭神は天宇受売命（あめのうづめのみこと）で、この神様は天照大神（あまてらすおおみかみ）が岩屋に籠った時に、戸の前で賑やかに舞い踊り、天照大神に戸を開けさせた神様です。

　この神話から芸能や踊りの神様として知られており、芸能おまもりも芸の上達が祈願されています。

　また付属のシールは道具や楽器などに貼って下さいとのことです。