1. TOP
  2. 京都府
  3. 京都市
  4. 随心院(京都市 小野駅)の写経会・写仏会【くちコミ付き】

随心院(京都市 小野駅)の写経会・写仏会【くちコミ付き】

随心院

基本情報

電話  :075-571-0025
ウェブ :随心院
住所  :京都府京都市山科区小野御霊町35
アクセス:京都市営東西線「小野駅」下車、徒歩5分
駐車場 :あり
【写経・写仏】2000円
(拝観料400円込み)

特記事項

 小野小町の住居跡に建つ門跡寺院です。小町の文塚や化粧井戸などもあり、11月にはミス隨心院小野小町コンテストなども行われています。写経・写仏は午前9時から午後3時まで受け付けており、希望を伝えれば随時、案内して頂けます。写経・写仏ともに仏前勤行次第・拝観料(400円)込みです。


地図


ほーりー記

 写経や写仏は随時受け付けられており、私は拝観時にちょうど時間があったので、予約なしで行ってきました。ただし法要や行事などで行えない日もあるため、確実に体験した方は事前に電話で確認した方が良いでしょう。

 お寺では最初に写経や写仏をしたい旨を受付に申し出ると、お金をお納めしてからお手本を選択します。

 案内の看板を見ると、写経は般若心経。写仏は多くの種類があり、如意輪観音菩薩(御本尊)、耶輸陀羅菩薩、大吉祥大明菩薩(吉祥観世音)、大吉祥明菩薩、如意輪観音菩薩、薩捶姿大吉祥菩薩(戴塔吉祥)、寂留明菩薩、大随求菩薩(随求大明王)、生まれ年ごとの守り本尊(千手観音=子、虚空蔵菩薩=丑・寅、文殊菩薩=卯、普賢菩薩=辰・巳、勢至菩薩=午、大日如来=未・申、不動明王=酉年、阿弥陀如来=戌・亥)、そして小野小町と書かれていました。

 ということで私は写仏を選択。そして仏様? という細かな疑問を感じつつも、せっかくゆかりのお寺ですので、お手本は小野小町に決定! お手本を持ってお坊さんに写経・写仏室へと案内して頂きましたが、部屋の中は12席あり、うち4席は椅子席で残りは座布団です。

 そして上座の中央には仏様が安置されています。私が写仏をしたときにはほかに誰もいなかったため、この仏様に一番近い座布団席に坐らせて頂きました。案内して下さったお坊さんがお線香に火をつけ、仏様の前に立てると、香りがふわりと漂ってきます。

 その後、写仏の作法説明。まず着座し、姿勢を正して合掌一礼。そして用意されている硯で墨をすります。この時、墨をするための水は出し過ぎると大変なため、ほんの少し(500円玉くらいの大きさくらい)垂らすように硯に落とすと良いというアドバイスがありました。

 墨が十分濃くなり擦り終わってきたら、合掌一礼して般若心経を読経します。お経は用意された説明用紙に書かれていますので、知らない方でも問題ありません。

 そして塗香で身を清めてから、いよいよ写仏開始。お手本の上に乗せた透かし紙に、小町筆と書かれた小筆で上からなぞるように浄写していきます。

 あとはひたすら無心のひととき。お坊さんも説明が終わると戻ってしまいましたので、完全に一人の空間です。そしてこの小野小町は足元まで届くかのような、長い長い真っ黒な髪の毛が画面中に広がっています。線をなぞるだけでなく、黒い部分は塗りつぶし。筆は極細ですし、黒い面積を埋めていくのも一仕事です。さらに写仏が進んでいくと、用紙がだんだん墨をすってくしゃくしゃになっていく。クリップでお手本と用紙を止めていましたがどんどんずれてしまい、最後は合わせるのに必死でした。
 結局全部写し終えたのは、開始から3時間も経った頃。お坊さんから最初は上の方から描いて、筆が慣れてきたら顔を描くと教わりましたが、もはや途中からは何が何だか分からなくなっていました。というか、写し終えたら精根尽き果てた感じです。写仏はあちこちのお寺で行ってきましたが、こんなに力を尽くしたのは初めてかもしれない、ものすごい集中した小野小町でした。

 きっと、それだけご利益あるよね? と、信じながら写仏用紙の隅に願文、氏名、日付を書きます、そして最後に合掌一礼し、静かに退座します。なお、書き終えた写仏用紙(写経も同じです)は、受付まで持っていき、家に持ち帰るかお寺に奉納するか、もしくは17日に「写経・写仏奉納法会」があるため、こちらで祈願して頂いた後、郵送で送って頂くかを選ぶことができます。

 私はせっかくですので郵送(送料無料)して頂くことにしました。また戻ってきた写仏用紙を入れられるお守り袋(有料)も用意されており、そちらも頂いてきました。

 全体的にはやたらと時間がかかって大変だったという印象でしたが、写仏中にはうぐいすの声が響き渡り、終わった後は気持ちが清々しくなったように感じます。種類もたくさんあるし、また珍しい仏様も多いので、また何度か行ってみたい写仏でした。


体験者の声

 さすが小野小町ゆかりのお寺ですねぇ。ちょうど今、ミス小町コンテストとかで、受付で投票用紙を渡されました。一次審査通過者の写真とコメントが張り出されていて、まあなんちゅうか・・・。せっかくなので(何がせっかくなんだ?)私好みの美女に一票を投じてきました。

 さて写仏。いろいろある中で、私は大吉祥大明菩薩(吉祥観音)・・・だったっけ? ご祈祷していただいてから郵送してもらうことにしたのですが、名前を控えてくるのを忘れましたので違ってるかもしれないけど、(^^;) なんかそんな・・・あまり聞いたことのない観音様を選びました。寂留明菩薩もステキでしたね。次回挑戦してみようかな。

 思ったより時間がかかってしまいましたが(2時間)、そのあとゆっくりと拝観して、良い時間を持てました。快慶の金剛薩タや定朝の阿弥陀如来(ともに重文)も良いですが、ご本尊の如意輪観音様が穏やかなお顔で、私は好きでした。


メールマガジン

宿坊研究会からのお知らせは『メルマガ寺社旅研究会(メールマガジン)』で配信しています。よろしければご登録下さい。購読は無料です。

メールアドレス     

メルマガバックナンバー


寺社コン

寺社好き男女の縁結び企画『寺社コン』開催中。これまで10年に渡り400人以上が結婚し、趣味が共通しているため、初対面でも話しやすい方が多いのが特徴です。

  ~寺社好き男女の縁結び企画~ 寺社コン

主催者のプロフィール

\ SNSでシェアしよう! /

宿坊研究会の注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

宿坊研究会の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

宿坊研究会編集部

宿坊研究会編集部

寺社旅研究家のほーりーが立ち上げた、宿坊研究会の編集部。日本全国300件以上の宿坊を紹介し、宿泊者の体験談も多数掲載! 全国の座禅会・写経会・精進料理などの寺社体験もレポートしています。