龍谷寺(東京都 八王子駅)の座禅会・写経会【くちコミ付き】
龍谷寺
電話 :042-642-8108 ウェブ :龍谷寺 住所 :東京都八王子市大谷町670 アクセス:・京王線「京王八王子駅」またはJR中央線「八王子駅」北口より、西東京バス2番乗り場「バイパス経由宇津木台」行き「団地入口」下車、徒歩3分 ・JR八高線「北八王子駅」下車、徒歩17分 駐車場 :40台駐車可能 |
【坐禅会】
【写経会】 |
寛永十二年(1635)に開創されたお寺で、近くの弁天池に住む「龍」と地元に地名「大谷」から龍谷寺という寺名が付けられています。
毎月第三日曜日の14時30分~16時30分まで本堂、客殿で写経会が行われています。また坐禅会は法人会や企業の研修等の要望で、随時行われています。
写経会に参加してきました。龍谷寺へ向かう八王子駅からのバスは20分に一本くらいなので、お寺へのアクセスはこのバスを使うと便利です。
また写経会は14時30分開始ですが、事前に電話したところ14時過ぎにはみんな集まっているので、少し前にお越しくださいとのことでした。
お寺に着くと本堂の右側にある客殿に入り、受付で名前を書いて参加費を支払います。私が到着した時にはすでに多くの方(30名以上はいました)が集まっていましたが、それぞれにお茶を頂いたり、話をしていました。
なお、こちらの写経会は初参加者には常連の方がアドバイザー役として付き、最初から最後まで一緒に行動しながら案内してくださいます(毎回必ずかはわかりませんが)。
私の時にはとても気さくなおじさんが丁寧に教えて下さったので、全体を通して安心して参加することができました。
14時30分になって写経会が始まると、まずはお坊さん(住職さん?)が前に立ち、法話があります。その後本堂に移動して、10分ほど椅子坐禅がありました。これは名前の通り、足を組むのではなくイスに座って行う坐禅です。
肩を上げ下げしたり首を回して身体をほぐし、静かにゆっくり呼吸します。そして視線は斜め下に落として、鐘の音を合図に始めます。
一息一息に集中しながら、なるべく頭を空っぽにしつてしばらく心を落ち着ける時間です。短時間でしたがリラックスして、身体も軽くなったように感じました。
椅子坐禅が終わると、般若心経などを読経します。声を出すことでこれもまた身体の緊張がときほぐれるようです。経本も事前に頂けたので、戸惑うことはありませんでした。
そしていよいよ写経です。写経会場は本堂の地下にあり、全員でそちらへ移動します。が、その前にお坊さんから「般若心経には無が21文字、不が8文字含まれている」という話がありました。
それだけこだわりをなくす大切さを説いているお経とのことで、これからの写経に向けての心構えとして教えてくださいました。
写経は硯で墨をすり、小筆でお経を書く形式です。写経道具は全てお寺に用意されていて、特別な準備は必要ありません(アドバイザーの方からは、通い続けるなら自分の筆を用意した方が書きやすくて便利という話はありましたが)。
お手本の上に写経用紙を乗せて上から書き写しますし、墨のすりかたは水の量など細かなところまで教えてくださったので、難しいことはありませんでした。
他のお寺では墨汁や筆ペンのところも多いので、本格的でちょっと気持ちが引き締まります。それと墨が良いのか、すった時に香りが漂って、なんとも言えない穏やかな気持ちになりました。
あとはひたすら自分と向き合いつつ、お経を書き写します。周りは慣れている方が多くて早いので、焦らず自分のペースで構わないとのアドバイスもありました。
一文字一文字、心を込めて書き写し、最後にお願い事を書き入れて終了です。写経が終わるとお坊さんが部屋の外で一人一人の写経に朱印を押されて、文字のバランスなども見て下さいました。
その後はそのまま帰られる方もいましたし、最初に通された広間にお茶やお菓子が用意されていたので、一服しながら談話をされている方もいました。
私も最後にアドバイザーの方やお坊さんとお話をして、おせんべいを一枚頂いて帰路につきました。
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