武蔵御嶽神社(東京都青梅市)のお守り・おみくじ・縁起物【くちコミ付き】
武蔵御嶽神社
電話 :0428-78-8500 ウェブ :武蔵御嶽神社 住所 :東京都青梅市御岳山176 アクセス:JR青梅線「御嶽駅」から、西東京バスまたは多摩バス「ケーブル下行き」にて終点下車、ケーブルカーにて「御岳山」駅下車。徒歩約25分 駐車場 :ケーブルカーに駐車場設備あり |
大口真神のお守り 貧乏除けお守り おみくじ |
平安前期の延喜式神名帳にも記されるなど、古くから関東の霊山として信仰されてきた神社です。鎌倉時代には武将達に篤く尊ばれ、江戸時代には大口真神が盗難除け・魔除けの神として信仰されてきました。
大口真神は江戸の昔から「おいぬ様」として親しまれてきましたが、おいぬ様=日本狼のことです。
日本書紀には日本武尊が御岳山を進んでいるときに霧が発生して道に迷ったところ、白狼が現れて正しい方角へ導いたと記録されています。そして日本武尊が白狼に、大口真神としてこの御岳山に留まり、すべての魔物を退治せよと仰せられたとのことです。
左のお守りは武蔵御嶽神社の式年大祭記念事業修築で、永年社殿に使われていた材に、大口真神のお姿を移して奉製された大口真神のお守りです。
大口真神は盗難除け・魔除けの神として信仰されてきましたので、災難や厄除け関係にご利益があるのではと思います。
また近年、武蔵御嶽神社ではおいぬ様信仰にちなんで愛犬との参拝や祈願も多くの方が訪れています。
また、変わったお守りとしては『貧乏除けお守り』があります。
これは災いを除ける大口真神のご利益によるものか、それとも別の由来があるかはちょっとわかりませんでしたが、天然石に「貧乏除」と書かれた、目を引くお守りです。
名前の通り、お金を失うことから守ってくれるのだとすれば、すごい頼もしい存在でしょう。
それとご祭神の櫛麻智命(くしまちのみこと)は占いの神様でもあり、おみくじも人気があります。
この神様は神職の方のお話によると、奈良平野の「大和三山(耳成山、畝傍山、天の香具山)」の一つ、天の香具山の麓にある神社がルーツで、もともとは天の香具山の桜を使って火を起こし、骨や亀の甲羅を焼いてはいったヒビの長さと方向で、その年の吉凶を占ったと言われます。
本来は国家の祭事方法などの占いだったとのことですが、それが東国に来て御岳山でも江戸時代末頃から占いの神様として信仰が広がっていったそうです。
なお、引いたおみくじには古語で4行の神託が書かれ、おみくじの内容を神職の方が説明して下さいました。
そのほかに、『ご神茶(昆布茶)』も授与頂きました。
海から遠い武蔵御嶽神社では、古来から海の供物が手に入らなかったため、乾燥した昆布がお供えされていたそうです。
また昆布は比呂米(ひろめ)、衣比須女(えびすめ)と言われて縁起の良いものとされ、この昆布茶も御神茶として神前にお供えされています。
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