花会式(修二会)
薬師寺
| 開催時期 | 例年3月25日~31日 |
|---|---|
| エリア | 奈良県奈良市・西ノ京町 |
| アクセス | 近鉄橿原線「西ノ京駅」から徒歩約2分。所在地:奈良県奈良市西ノ京町457。 |
概要
薬師寺で最大の年間行事とされる「花会式」は、正式には「修二会(しゅにえ)」と呼ばれ、国家の繁栄や五穀豊穣、人々の幸せを祈る春の行事です。本尊・薬師如来の前に梅・桃・桜・椿・山吹・牡丹・藤・杜若・百合・菊という十種の造花を供えることから、「花会式」の名で親しまれています。
由来は平安時代末の嘉承2年(1107)、堀河天皇が皇后の病気平癒を薬師如来に祈願したところ快復したため、翌年、感謝の気持ちから皇后が女官たちと十種の造花を作らせて供えたことにあるとされています。期間中は練行衆と呼ばれる僧侶が「六時の行法」と呼ばれる法要を一日6回行い、自らの過ちを悔い改める「薬師悔過(やくしけか)」を中心に厳修します。
東大寺の「お水取り」と並ぶ奈良に春を告げる行事として知られ、期間中は稚児行列や舞楽奉納なども行われ、多くの参拝者でにぎわいます。
見どころ
堂内を彩る造花:奈良市内の家に代々伝わる技で作られた、和紙の十種の造花が金堂内を美しく彩ります。
初夜・半夜の法要:日が落ちた堂内で法螺貝や太鼓、鐘の音が響き渡り、咒師(しゅし)が剣を手に堂内を駆ける様子は見応えがあります。
鬼追い式:最終日の結願法要の後に営まれる行事で、松明を手に暴れる鬼を、薬師如来の力を受けた毘沙門天が鎮める様子を再現します。
稚児行列・舞楽奉納:期間中、子どもたちによる稚児行列や舞楽の奉納が行われ、華やかな雰囲気に包まれます。
主な日程(例年の目安)
| 3月25日 | 不動堂前で柴燈大護摩・火渡り式が営まれ、花会式の幕が開く。
| 3月26日~31日 | まほろば会館にて練行衆による法話が開かれる。
| 3月28日・29日ごろ | 稚児行列や舞楽の奉納が行われる。
| 3月31日 | 結願法要の後、鬼追い式が営まれ、花会式が締めくくられる。
掲載情報は公開情報をもとに作成しています。最新の開催日時・詳細は各寺社の公式サイトなどでご確認ください。

