通し矢(大的大会)
蓮華王院(三十三間堂)
| 開催時期 | 毎年1月中旬の日曜日(1月15日に近い日曜日、成人の日の頃) |
|---|---|
| エリア | 京都府東山区・東山七条 |
| アクセス | 京都駅から市バス100・206・208系統「博物館三十三間堂前」下車すぐ、京阪本線「七条駅」から徒歩約7分 |
概要
江戸時代に全国の弓術家が本堂西側の軒下(射程約120メートル)で一昼夜に射通せる矢の数を競った「通し矢」に由来する行事で、現在は「大的全国大会」として毎年1月に開催される。かつては「大矢数」と呼ばれ、夕刻から翌日同刻まで矢数を競う過酷な形式もあり、1686年には紀州の和佐大八郎(当時18歳)が一昼夜で総矢13,053本のうち8,133本を射通したという記録が残る。現在は全国から約2000人の弓道有段者が参加し、晴れ着姿の新成人が60メートル先の的を射る姿は京都の冬の風物詩として知られる。同日には仏前に供えた柳の枝で参拝者の頭を加持する「楊枝のお加持」も営まれる。
見どころ
晴れ着姿の新成人による奉納射:振袖・袴姿の新成人が本堂の軒下から的に向かって矢を放つ姿は、この行事最大の見どころで、多くの見物客・カメラマンが集まる。
全国から集う弓道有段者の競技:新成人だけでなく、全国から集まった約2000人の弓道有段者が成人男子の部・成人女子の部に分かれて的中を競う。
楊枝のお加持:観音様に祈願した法水を、聖樹とされる柳の枝で参拝者の頭に注ぎ、無病息災(特に頭痛平癒)を願う法要。この日は境内が無料開放され、例年約1万人が訪れる。
境内の無料開放:普段は拝観料が必要な三十三間堂だが、この日は本堂周辺が無料公開され、誰でも競技や法要の様子を見学できる。
主な日程(例年の目安)
| 午前8時頃 | 開会式 |
| 午前8時30分頃 | 矢渡(儀式的な最初の一射) |
| 午前8時45分頃 | 新成人男女によるデモンストレーション射 |
| 午前9時頃~午後3時頃 | 成人男子の部・成人女子の部(弓道有段者による競技)、楊枝のお加持(終日) |
| 午後3時30分頃 | 閉会式 |
(参加者が多いため、例年30分~1時間程度スケジュールが後ろにずれ込むことがある)
掲載情報は公開情報をもとに作成しています。最新の開催日時・詳細は各寺社の公式サイトなどでご確認ください。

