川越氷川神社(埼玉県川越市)の縁結びお守り・おみくじ・絵馬【くちコミ付き】
川越氷川神社
電話 :049-224-0589 ウェブ :川越氷川神社 住所 :埼玉県川越市宮下町2-11-3 アクセス:JR川越線「川越駅」または西武新宿線「本川越駅」より、東武バス「川越氷川神社」下車、すぐ。または小江戸巡回バス「氷川神社前」下車、すぐ 駐車場 :あり |
縁結び玉(縁結び) |
小江戸“川越”の街を抜けた先にある神社です。氷川神社は関東を中心に広く存在しますが、素戔嗚尊(すさのをのみこと)と、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)の夫婦神を御祭神としています。奇稲田姫は八岐の大蛇(やまたのおろち)に娘を食われた足名椎(あしなづち)・手名椎(てなづち)の最後の娘で、生け贄にされそうになったところを素戔嗚に助けられ、結婚した神様です。
この川越の氷川神社は境内の小石を持ち帰ると良縁のご利益があると云われ、また八のつく日に月2回、縁結び祈願祭が執り行われるなど、縁結びには特にご利益がある神社です。
良縁のご利益があると云われる境内の石を、巫女さんの手で一つ一つ丁寧に奉製し、神職により毎朝特別にお祓いをうけた清浄な『縁結び玉』を授与所にて頂くことが出来ます(無料)。
縁結び玉は一日二十体限定ですので、早めに出かけた方が良いでしょう。私は2回この神社に行きましたが、どちらもすでに縁結び玉がなくなっていました。
その後、テレビ取材でお守りのガイド役として出かけ、ようやく縁結び玉をゲット! 8時に頒布が始まり、8時30分過ぎには全てなくなっていました。恐るべき人気です。
しかしその人気の秘密も、取材を通して明らかになりました。縁結び玉を作る過程を見せて頂いたのです。縁結び玉は普段は一般の人が入れない、瑞垣で仕切られた本殿の側の石が用いられます。これは神様に近い場所の石をお守りとすることで、より強い力を頂くためとのことです。
その神域にはお祓いを受けた人しか入ることが出来ません。巫女さんたちがお祓いを受け(私も一緒に受けました)、本殿の周りで石を拾います。
そしてその石を用いて縁結び玉を奉製します。作る前にも巫女さん達は、再度自分自身のお祓いをしていました。麻布に丁寧に包み、神社の札を縫い付けます。見た目よりも結構力のいる作業で、これを毎日20体ずつ作るのはかなり大変そうです。しかし巫女さんの一人は、「自分達はたくさん作っても、頂く人にとってはたった一つのお守りだから大切に作らなければいけない」と仰っていました。
そして縁結び玉ができると、最後に拝殿に運んで神職によるお祓いが始まります。それを神様の前にお供えし、一日供えたものを翌日に頒布しているのだそうです。
テレビのロケ中には偶然にもこの縁結び玉を神社に返しに来た方がいて、インタビューすると縁結び玉を頂いたら結婚が決まったためのお礼参りとのことでした。こうした縁結び玉を返しに来る方は時々いるそうで、戻ってきた縁結び玉の石はまた本殿の周りに返されるのだそうです。願いを叶えた縁結び玉が元の神域に戻り、また巫女さんたちの手によって縁結び玉になる。願いが人から人へとつながっていく、素晴らしい話が聞けちゃいました。
また川越氷川神社は、絵馬掛けにも独自の工夫があります。奉納された絵馬がトンネルのように掛けられているのです。まさしく人の願いが詰め込まれた異次元空間。こちらをくぐって自分の願い事を掛ければ、より願いが叶いそうです。
ちなみに『縁結びの絵馬』はイラストレーターの大塚いちおさんが描いた、仲良しの馬が幸せそうに顔を寄せ合っている図案になっています。
その他の縁結びお守りでは、『であいこい守り』など、各種用意されています。少し珍しいものでは糸になっていて鞄や服などに縫い付ける、『縫いつけ守り』もありました。
おみくじでは八色の勾玉が入っていて、勾玉の色によってどのような「縁」に導かれるかが占える、『えんみくじ』もありました。
最後にもう一つ。こちらの神社ではお守りを受ける時にも、ちょっとした特別体験があります。それはお守りを手渡される時に巫女さんに御鈴を振って頂けるのです。これは神社の方にお聞きしたところ、より氷川の神様の御神徳を頂けるようにとのこと。お守りに対して、本当に心を込められている神社だと感じたお話でした。
お守り授与所の建物のすぐ脇に、『古神札お焚上げ所』があり、古いお札やお守りを返納することができます。
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