招き猫発祥の地として知られる神社です。オス猫とメス猫が一体となった良縁招き猫や、各種縁結びのお守りがあります。良縁祈願の祈祷も受け付けられています。祭神の伊弉諾尊（いざなぎのみこと）、伊弉冉尊（いざなみのみこと）は日本神話の八百万の神を生んだ始まりの夫婦神で、最近では縁結びのパワースポットとしても、大きく注目されています。

　また今戸焼発祥の地や、新撰組の沖田総司終焉の地としても知られています。浅草名所七福神の福禄寿を祀る神社でもあります。

　神社は猫の絵（それもほとんど縁結び）だらけですが、それもそのはず。この神社の神主の娘さんはプロのイラストレーターで、『良縁招き猫のお守り』もオリジナルの絵が使われています。

　ちょっととぼけた表情の猫は愛嬌もたっぷりです。二匹そろって良縁も幸福も、来い来いと招いてくれそうです。

　また面白いのが、鏡付きの『縁結守』。なんと太陽の光を反射させると、招き猫が浮き出てくるのです。不思議！

　写真だとちょっとぼやけてしまいましたが、うまくピントを合わせるともっとはっきり出てきます。なかなかキレイに撮るのが難しく、私の腕ではこの辺が限度でした。

　また、宮司夫人がメッセージを描き入れた『お守り小判付手描きポストカード』もありました。いろんなメッセージがあり、好きな言葉を選べます。常に愛！　良い言葉です。

　おみくじも充実しています。定番の恋みくじもありましたが、やはりここは『招きねこおみくじ』がおすすめです。招き猫がそれぞれ違う表情（全六種類）をしていて、一番好みの猫を選んで引けるようになっています。

　とりあえず私は、細い目をした猫を選んでみました。はっ！　私の好みのタイプがばれてしまうかも？　お正月（七福神巡り）に出かけたので、鏡餅を持っています。ちなみに末吉。恋愛運は「感情を押え、慎重に」とのこと。

　もちろんというべきか、絵馬もすごいです。招き猫は当然ですが、境内あちらこちらにある絵馬掛けは、どれもいっぱい！　大人気のほどが窺えました。