妙心寺大心院(京都市)の宿坊【くちコミ付き】
妙心寺大心院
電話 :075-461-5714 ウェブ :妙心寺大心院 住所 :京都府京都市右京区花園妙心寺町57 アクセス:・JR嵯峨野線「花園駅」下車、徒歩10分 ・市バス「妙心寺前」下車、徒歩7分 時間帯 :チェックイン15時。チェックアウト10時。 収容 :客室10室。最大50名。 |
宿坊は休止しています。
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室町幕府の管領(かんれい)、細川政元(ほそかわまさもと)が建立した、妙心寺塔頭寺院の宿坊です。昭和を代表する作庭家、中根金作による枯山水庭園『阿吽庭』が有名で、宿泊者は拝観料(300円)が免除されます。予約は電話で連絡の上、往復はがきで申し込みます。門限は21時で消灯は22時、お風呂、トイレは共同です。朝のお勤めは自由参加です。


妙心寺の塔頭寺院で、お寺が並ぶ境内の中にあります。予約は電話をした後、往復はがきで申し込みします。はがきを送ったらしばらくして、丁寧な返信が返ってきました。私は一人で宿泊しましたが、一人旅でも多くの方が宿泊しているようです。
宿坊に着くと玄関から上がって風情のある木造の渡り廊下を通り、書院へと向かいます。築山を設けて白砂で波が描かれた枯山水庭園(阿吽庭)が目の前にある客室に案内されました。6畳和室の簡素なお部屋で、暖房とコタツがあります。タオルや歯ブラシなどはなく、持参が必要です。またテレビもありません。シンプルなお部屋で、しかし外は木造建築と庭園が目に入る、いかにもお寺に泊まっているなという風情が味わえます。またお茶とお菓子が用意されていましたので、そちらを頂きながら庭を眺めると、何とも言えない静かな時間が流れました。床の間には花が生けられているのも、京都らしいさりげない心配りです。
部屋には宿坊での過ごし方が書かれたファイルが置かれていました(ちなみに裏面には英語版もあります)。それによると門限は21時で、お風呂は21時30分まで、消灯は22時です。大心院は夕食が出ませんので、京都散策を楽しんだ後、夕食を食べて帰ってくると良いと思います。またお風呂は男女別の共同で、2~3人が入るといっぱいになるくらいの広さ(男性風呂しか見ていませんが、たぶん女性風呂も同じと思います)ですので、混んでいるときには他の宿泊者と譲り合いながらの入浴が必要です。ドライヤーは置いてありました。
朝は6時からお勤めがあります。特に案内などはありませんので、参加したい方は事前に宿坊の方にお聞きしておくと良いと思います。本堂に入ると、ご本尊の観音菩薩の前で般若心経などが読経されます。私が宿泊したのは冬でしたのでまだ日が昇る前でしたが、薄暗いお堂の中でご住職が唱えるお経は不思議と心が引き締まりました。またお経が終わった後に少しご住職とお話させて頂きましたが、宿坊研究会の人間だと分かるといろいろとお話下さったり、お香について教えて下さったりしました。
朝食は7時30分から、他の宿泊者と一緒に同じ部屋で頂きます。お部屋には毛氈が引かれ、おひつにあるご飯をよそって頂きました。メニューはご飯、豆腐とわかめの味噌汁、もやしの胡麻和え、胡麻豆腐、おから、たくあん、梅干しでした。一つ一つにしっかりと手がかけられていて、これがものすごくおいしかったです。宿泊含めて5000円なのにこんな精進料理が頂けるというのは、ものすごいお得な感じです。器も朱塗りで華やかに盛られており、朝から気分が盛り上がってきます。また箸袋には食事五観文(五観の偈)が書かれ、食事を頂く心構えが記されていました。美味しいだけでなく、心にもしみる料理です。
その後チェックアウトしましたがしばらく妙心寺を拝観したかったので荷物を預かって頂けないかお願いしたところ、快く引き受けて下さったり、宿坊の方もとても親切です。こちらの宿坊はもともと私が初めて泊まった宿坊で、宿坊研究を始めることになった原点でもありますが、本当に素敵なお寺での一日を過ごすことができました。

お勤めは6:00~7:30までで、本堂で行われました。内容は基本的に説法を聞くという感じです。お話やら般若心経がかかれた簡単な冊子のようなものを頂き、我々はそれを見ながら、お坊様がお話をなさいました。途中、みなで大声で般若心経をとなえました。みっちり1時間半お話なさっていました。足は基本的に正座ですが、私ははっきりいって崩してました。最後にお香についてお話してくださり、沈香を一欠片みんなにくださいました。何度も目を開けたまま気を失いましたが、(5時おきで眠かったの・・・)朝の自然光の中お寺の本堂で行われるおつとめはなかなか感慨深いです。「これぞ宿坊!」感が高まる興味深い体験でした。おすすめです。
(朝食の献立一覧)7:30~
1日目:ゴボウのきんぴら・インゲンのゴマ和え・温泉卵・昆布の佃煮・たくあん・豆腐とわかめのみそ汁・味付けのり・ごはん(井戸があるので、井戸水で炊いてると推測、おいしい!)
2日目:おから・白菜のゴマ和え・卵どうふ・昆布の佃煮・たくあん・豆腐とわかめのみそ汁・味付けのり・ごはん

大心院には夜遅く着いて、次の日にお勤めをしたいと申し出たら、今和尚に聞いてきます、と気持ちのよい対応をしてもらえました。和尚さんが本院に行く日もあるので必ずしも申し出たら出来るわけではないと知り、少し驚きました。なんと次の日はお勤めが私一人だけでした。まだ日が昇っていない中和尚さんのお経を聞き、とてもすがすがしい気分でした。終わった後、お経の説明とお話はとても心に残りました。そのあとのご飯がとっても美味しかったです。作っている人の心が伝わるようでした。ご飯はガス釜で炊いているとのことでしたが、ほとんどの人がお代わりをしていました。お風呂は少し使いにくかったですが、とても気持ちのよい宿坊でした。

お盆のピークを過ぎた後だったので、一人でしたが問題なく泊めて頂けました。他のお客様も女性4人のグループと外国人のカップル、親子連れと私の全部で4組でした。静かな夜を過ごすことが出来、とてもよかったです。
朝のお勤めは特に案内もありませんでしたので、私一人で参加しました。住職さんと一対一でお話が出来、いい経験になりました。また、カナダからの親子連れの方と親しくなり、朝食後に妙心寺の法堂前で笛を吹いてあげました。お二人ともはじめての日本の雅楽に喜んでくれましたので、私にとってもとてもいい思い出となりました。

先日、友人と京都の妙心寺大心院に行きました☆(^-^) もともと実家は九州で中学の修学旅行が京都だったので、京都旅行を企画しました♪ ものすごく趣きがある部屋造りとテレビのない環境が、友人とむかし話をする時間をたくさんくれました! 朝食も美味しくて皆残さずペロリと頂きました☆ ぜひお薦めしたい宿坊です♪

GWに2泊3日しましたが、とにかく宿の朝食であんなに美味いのは初めてでした。特に1日目に出たおひたしのごまあえは絶品です。宿泊客は外人が6割を占め、私の部屋の隣はフランス人の家族でありました。
私が止まった部屋は1Fの奥コーナーにありました。あの、本殿を渡ってすぐの所にある庭のある部屋でなく(意味通じるか?)、その更に奥にある庭に面した部屋です。他の部屋は一面が障子なんですが、私の部屋は2面が障子になっていて、夜は雰囲気があって朝は明るく、ひょっとして一番いい部屋にあたったか? と思ったりしました。2泊したおかげで、建物内探索やらデジカメ撮影やらもバッチリできましたし(^o^)b
不満点は、部屋にゴミ箱がないことぐらいでしたね。(爆)

妙心寺大心院さんでは静かな贅沢な時間を過ごすことが出来ました。客室も二間続きの広い部屋で、二人でも広すぎるくらい。部屋の隅には百合が生けてあって、襖を開けるとガラス戸の向こうに手入れの行き届いたお庭が(阿吽庭では無いほうです)。中庭の霧島つつじが満開で見ごろでした。
夕飯は近くの商店街の定食屋さんに入りました。とっても安くて美味しかったです。厨房のご主人とおかみさんも気さくな方で、また訪れたいなと思いました。
気になる(?)お勤めですが、部屋に備え付けの「宿泊の案内」には表示されてなかったので無いのかな? と思いましたが、奥様に聞いたら6時からとのこと。強制ではないので、参加者は私含めて3名でした。住職様は体調が優れないようでしたが、仏陀や般若心経についても詳しくお話してくださりました。頭が下がる思いです。
朝食は霧島つつじの見える部屋で、宿泊者全員でいただきました。温泉卵、もやしの和え物、海苔、たけのこの煮物、御漬物、豆腐のお味噌汁などでした。あっさりした味付けで美味しくいただきました。
さて、朝食時に思わぬことが発覚(?)!! ひんやりとした朝の空気の中、朝食を囲む宿泊者のなかに、見覚えのあるジャージを羽織った女性が。。なんと、私の出身高校のジャージでした~!! 意を決し訊いてみましたら、その通りでした。卒業年が数年離れ同年代でないのですが、嬉しかったです。お家が私の前々勤務地であり、ご家族の方が私に見覚えがあるとのこと。。ちなみに私の職業も当てられました(汗 世間は狭いというか、、不思議な感じでした。

GWの始めに妙心寺大心院に宿泊しました。玄関から部屋まで若奥様(だと思います)が案内してくれたのですが、とても感じのいい方で、それだけで来て良かったと思いました。部屋・お風呂・トイレなどは宿坊らしく簡素ですが、全て掃除が行き届いていて居心地が良かったです。歴史のあるお寺に泊まっているんだという実感がありました。
牡丹の庭に面した角の四畳半の部屋でしたが一人旅にはちょうど良いスペースで、消灯の時間まで本を読みながら静かな時間を過ごせました。時折聞こえる近隣の部屋からの会話の声が逆に風情を感じさせてくれます。
朝のお勤めは私一人でした。本当の幸せと言うことについて住職が話をしてくれたのですが、飾らない言葉で素晴らしい話を聞かせていただいて感動さえ覚え、宿坊のファンになりそうです。
朝食は宿泊者全員でいただきます。簡素な食事ですがとても美味しいです。大心院おすすめです♪

宿坊に興味があり、こちらのサイトで色々と調べさせていただきました。
初心者でも気軽に泊まれそうだったので、4月16日に妙心寺の大心院に一泊してまいりました。
庭の見えるお部屋に通していただき、部屋の中にはお茶のポットと茶菓子があり、ちょっと嬉しかったです。夕食は近くの花園会館のレストランでいただきました。
エアコンは使用時間が決められていますが、夜は少し冷えたのでありがたかったです。お風呂は21時までだったような・・・石鹸だけは置いてありました。ドライヤーがなかったので髪を乾かすのにちょっと苦労しました(笑) 消灯22時。早いようですがこの日はずっと歩き通しだったので、すぐに眠れました。
朝6時からのお勤めにも参加しました。般若心経を唱え、住職さんが色々とお話くださいました。最後にお香をひとかけらずつ渡して手のひらでこするようにと言われ、ずっと手の中にお香の香りが残っていました。早朝ですが、眠気よりも正座の足の痺れと空腹のほうが強かったです(笑)
朝食はごぼうの金平・ほうれん草のおひたし・温泉卵・味海苔・たくあん・昆布の佃煮・油揚げの味噌汁。御飯とお茶はお代わり自由、私にはおかずの味が濃く感じられたので、御飯をお代わりしてしまいました。
初めての宿坊体験でしたが、とてもよい方々に恵まれ、貴重な体験が出来てよかったです。初心者の方にもお勧めだと思います。

GWの始めに妙心寺大心院に宿泊しました。玄関から部屋まで若奥様(だと思います)が案内してくれたのですが、とても感じのいい方で、それだけで来て良かったと思いました。部屋・お風呂・トイレなどは宿坊らしく簡素ですが、全て掃除が行き届いていて居心地が良かったです。歴史のあるお寺に泊まっているんだという実感がありました。
牡丹の庭に面した角の四畳半の部屋でしたが一人旅にはちょうど良いスペースで、消灯の時間まで本を読みながら静かな時間を過ごせました。時折聞こえる近隣の部屋からの会話の声が逆に風情を感じさせてくれます。
朝のお勤めは私一人でした。本当の幸せと言うことについて住職が話をしてくれたのですが、飾らない言葉で素晴らしい話を聞かせていただいて感動さえ覚え、宿坊のファンになりそうです。
朝食は宿泊者全員でいただきます。簡素な食事ですがとても美味しいです。大心院おすすめです♪

年末年始に妙心寺大心院に2泊してきました。ずっと宿泊したかった大心院に宿泊できて充実感にひたっております。
当初よりお庭に面した部屋の希望を伝えており、希望とおりの部屋にしていただきました。カーテンを開けるとお庭を拝見することができ、とても贅沢な時間を満喫できます。ただし、この時期の京都は本当に冷えます。この宿坊の暖房は夜は12時までですので、お庭に面したお部屋に宿泊する場合は、湯たんぽ等の万全な準備をお勧めします(2階に宿泊した方はそんなに冷えなかった、とのこと)。
朝食は元旦ということもあり、お屠蘇もありました。また白味噌仕立てのお雑煮・煮しめ(一部なますもあり)、黒豆・ゆずとほうれん草(?)の和え物、等のお正月らしいメニューでした。どれも上品な味付けで、京都のお寺でお正月を過ごしているんだな~、と浸れました。お正月ということでお勤めはなかったです。
また宿泊したいと思いました、かざりはありませんが素朴で純粋な宿坊です。お勧めします。

妙心寺、法金剛院、広隆寺、東映太秦映画村、仁和寺など。
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