徳川将軍のお墓が並ぶ増上寺(東京都港区 浜松町駅)の見どころ
増上寺
![]()

|
電話 :03-3432-1431 ウェブ :増上寺 住所 :東京都港区芝公園4-7-35 アクセス:・JR山手線・東京モノレール「浜松町駅」下車、徒歩10分 ・都営三田線「御成門駅」下車、徒歩3分 ・都営三田線「芝公園」下車、徒歩3分 ・都営大江戸線「大門駅」下車、徒歩5分 |
明徳四年(1393年)に開かれたお寺で浄土宗の七大本山の一つであり、徳川将軍家の菩提寺です。境内には首都圏最大級の大殿(本堂)や、徳川家康の念持仏・黒本尊を安置する安国殿、6人の将軍が眠る徳川将軍家墓所、数々の寺宝を展示する増上寺宝物展示室などがあります。
また一年を通して様々な行事や法要が行われ、その中には誰でも参拝できるものも多数あります。
増上寺でお参りしたい2つのお堂
増上寺と言えば巨大な本堂とその後ろにそびえたつ東京タワーの姿は、都心のシンボルともいえる風景です。広々とした境内は多くの方がお参りに訪れ、思い思いに過ごしています。

この本堂(大殿)は法要がある時などを除けば、誰でも中に入ってお参りができます。正面には室町時代のご本尊・阿弥陀如来がどっしりと坐していて、人々の祈りや悩みを受け止めて下さるようです。また両脇壇には浄土宗を開いた法然上人と、その夢の中に出てきてお念仏の大切さを伝えた善導大師の像が祀られています。

そして隣にある安国殿は、徳川家康が戦の勝利や災難除けを祈願した秘仏の阿弥陀如来を安置しているお堂です。そのお姿は長い年月をかけて煙で黒ずんでいることから黒本尊とも呼ばれており、1、5、9月のそれぞれ15日にご開帳されます。またこちらは寺務所も兼ねており、お守りや御朱印などが多数並び、写経を行うこともできます。

6人の将軍が眠る墓所
大殿や安国殿の裏側に回ると、徳川歴代将軍や正室・側室・子息などが眠る墓所があります。その中でも歴史上で特に有名なのは2代将軍・徳川秀忠、3代将軍家光の側室であり、5代将軍・綱吉の生母である桂昌院、14代家茂正室の静寛院(皇女和宮)の3人でしょうか。

またこれらの墓所はもともと江戸時代には、現在の芝公園や東京プリンスホテルも含めた広大な土地に建てられていました。しかし戦災によって消失し、現在の墓所に改葬されています。
そのきらびやかな一端を見ることができるのが、大殿の地下にある宝物展示室です。日光東照宮のプロトタイプとなった二代将軍秀忠公の御霊屋(おたまや)は、明治末期の技術の粋を尽くして1/10スケールの模型が制作され、英国王室コレクションとして保管されてきたものが展示されています。
またその他にも、増上寺に伝わる様々な寺宝を拝観することができます。

他にもたくさんある境内の見どころ
増上寺の大梵鐘は延宝元(1673)年に造られて東日本では最大級の大きさです。江戸時代に「今鳴るは芝か上野か浅草か(増上寺か寛永寺か浅草寺か)」と詠まれたほど、江戸市中にその音を響かせていました。

また個人的にちょっと好きなのは、安国殿の東側に並ぶたくさんのお地蔵様です。約1300体もが並ぶお姿は壮観です。

そして広い境内を歩いて疲れたら、『TERA CAFE SHIEN -ZOJOJI-』でゆっくりするのもいいでしょう。コーヒーや日本茶、ソフトドリンクがあり、ケーキや和菓子とのセットも用意されていました。またアルコールもありました。

特別な行事やイベントもたくさん!
増上寺では一年を通して様々な儀式や法要、行事やイベントが行われています。毎週日曜日の9時からは、大殿でお坊さんによる法話があり、自由に聞くことができます。

2月15日にはお釈迦様が亡くなった場面を描いた大涅槃図が公開されます。通常の涅槃図には猫が描かれませんが、こちらはよく見ると絵の下の方に猫がいます。

3月下旬から4月初旬にかけては、あちこちで桜も咲きます。

また4月2~7日には宗祖・法然上人の忌日法要『御忌(ぎょき)大会』が開かれ、様々な法要や催しも行われます。下の写真は舞楽奉納です。

12月にはご本尊のほこりを払うお身拭い式もあります。こちらは一般の方でもご本尊のすぐ側まで行くことができる、貴重な機会ですよ。

他にも経蔵が特別公開される機会が時々あります。中央には八角形の大輪蔵がありますが、こちらを回すことでたくさんのお経を唱えたことと同じ功徳が頂けますよ。

他にも以前に一番大きな三解脱門(三門)の上層が公開されたことがありました。現在、2032年6月まで保存修理工事がされていますが、終わったらまた登ってみたいですね!

あと、ついでですが、増上寺は羽田空港からも近いので、飛行機に乗ると空から見えることもあります。すぐ側に東京タワーがあるので、分かりやすいですよ。


