願いを念じてお地蔵様を縄で縛る南蔵院(東京都 金町駅)
南蔵院
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電話 :03-3607-1758・090-8890-0758 ウェブ :南蔵院 住所 :東京都葛飾区東水元2丁目28番25号 アクセス:・JR常磐線「金町駅」北口より、徒歩15分 ・JR常磐線「金町駅」南口より、京成バス(金61)戸ヶ崎操車場行き、もしくは八潮駅南口行きに乗車「しばられ地蔵停留所」下車、徒歩2分 駐車場 :数台駐車可能 |
釈迦如来をご本尊とする天台宗のお寺で、貞和4年(1348)に創建された歴史があります。
境内には縄で巻かれた、しばられ地蔵尊が安置されています。こちらは盗難除け、足止め、厄除け、縁結びなど、あらゆる願い事にご利益がありますが、特に難病平癒に霊験があります。願掛けするときは願い事を念じながら、お地蔵様を縄で縛ります。
なお、大みそかの夜には縄解き供養が行われ、解かれた縄は祈祷護摩の火でお焚き上げされます。
名奉行のエピソードが伝わるしばられ地蔵尊
金町駅から歩いて15分。南蔵院の山門は住宅街を抜けた先にありました。境内は広々としていて、居心地の良い空間です。

そして境内を真っすぐ歩くと見えてくるのが、しばられ地蔵尊です。私がお参りしたのは秋でしたので、お地蔵さまも一年間の願いが積み重なって、縄でぐるぐる巻きになっていました。

そんなわけで私も早速、お願い事をしてみます。願掛け縄は1本100円で、お地蔵様のすぐ側に用意されていました。こちらをえいやっと、お地蔵様の身体に回して結びます。

このお地蔵様がなぜこんなにしばられているのかは、江戸時代の享保年間(八代将軍・徳川吉宗の時代)に、南蔵院の境内で反物が盗まれた話に由来します。
名奉行として知られる大岡越前守忠相(おおおかえちぜんのかみただすけ)は、「お寺でものが盗まれたのに黙って見ていた地蔵も悪い」と、お地蔵様をぐるぐる巻きにして奉行所へ運ばせます。すると野次馬達が奉行所になだれこんだので、「勝手に乱入するとは何事だ」と反物一反の科料を命じました。そしてその中から盗品が出てきたので、犯人が捕まります。
なかなかとんちの効いた話ですが、それから南蔵院のお地蔵様は多くの方が縄で縛ってお参りされるようになりました。私の願いもきっと叶えて下さるだろうと、最後に手を合わさせて頂きました。
絵馬やだるまさんも縛られています
お地蔵様を縛って祈願した後、境内をあれこれ回ってお参りしていると、お地蔵様が見つかりました。こちらもやっぱり縄で縛られています。

また絵馬もしばられ地蔵の絵が描かれていました。こちらは可愛らしいイラストですね!

しばられ地蔵以外の願掛けスポット
他にもちょっと変わったものとして、出世牛が鎮座しています。天神様の神社などでは撫でて祈願することがよくありますが、こちらはまたがると出世するのだそうです。なので私も挑戦させて頂きました。

あとは10時から15時まで、鐘を撞くこともできますよ。開運の鐘と名付けられていました。

また境内の奥の方には、水琴窟もありました。水をかけるときれいな音が鳴りますよ。


