京都左京区修学院地区にあり、修学院・山端地区の氏神社で、素盞鳴尊（すさのおのみこと）を祭神としています。

　境内には『八重垣』と名づけられた縁結びの石があります。これは祭神の素盞鳴尊が結婚して新居を作った時に詠まれた「八雲たつ 出雲八重垣妻籠に 八雲垣つくる その八重垣を」という和歌にちなんでいます。この石に手を触れてお祈りすると、悪縁を絶ち想う人との良縁が得られるとのことです。

　縁結びの石は社殿の手前、向かって右側にあります。一抱え以上もある大きな石で、注連縄が張られています。

　あまり観光客の立ち寄ることがない静かな神社で、地元の子供達が駆け回って遊んでいました。

　ちょうど季節は桜の時期で、満開の枝垂桜が境内に咲き誇り、のどかでゆったりとした時間を感じながら、ご神石に手を触れてお祈りさせて頂きました。