ご祭神は伊邪那美命（いざなみのみこと）で、この神様は伊邪那岐命（いざなぎのみこと）と夫婦の契りをかわし、日本神話で一番最初に結婚をした神様です。男女の結婚の道を示し、縁結びの神として崇められます。

　神前結婚式も執り行われています。

　当神社の神前結婚式は、大正１３年当神社から高崎市長に届け出た書付に、明治３５年から始められたとあります。年代からみれば、全国神社の結婚式の中でも皇室に次いで古いもので、既に百余年の輝かしい歴史と伝統を持っております。親子２代３代と、同じ場所で結婚式をされるかたもいらっしゃいます。

＜高崎神社の主祭神伊邪那美命の由来＞

　日本の大昔の事柄の起源を伝えた最古の古典といわれ、今から約１３００年前に成立した古事記・日本書紀の記述によれば、当社に祀られる主祭神女神伊邪那美命は、男神伊邪那岐命と夫婦の契りを交し、男女の結婚の道をお示しになり、日本で初めて男女の結婚の道を興された「結びの神」として崇められます。

　「結びの神」とは縁結びの神であり、お二人を結びつけ、中睦まじくさせる神でありますが、お二人だけではなく、お二人が交わる親・兄弟・親類・友達・同僚・隣人等、総ての人達とも仲よく結び合っていけるようにと、お導き下さる神だと言えます。