奈良時代から平安時代にかけて山陽から山陰へと向かう、修験者の行者道にあるお寺です。境内には金繰り地蔵というお地蔵様が祀られています。この金繰り地蔵にお参りすると、急な出費の工面や資金繰りができるといわれています。

　授与されているお守りにも『金繰り地蔵尊守護の回し小判』があります。これは普段は財布やバックなどに入れて持ち、急な出費や仕事上で金銭に関するやりくりが厳しいときに「金繰り・やりくり」と念じながら手のひらで数回まわすと良いそうです。回す手は、どちらでもかまいません。

　また、インドの僧侶が山野を遊行するときに振り鳴らし毒蛇や害虫を追い払うために使用し、法具として祈祷などにも使われる錫杖の形をした『交通安全錫杖守り』も、ちょっと珍しくて面白いお守りです。車の中に置いておくとご利益がありそうです。