源義家公が奥州平定のための下向のみぎりにこの地で休息を取った際、川上から銀杏の枝が流れてきたため、その枝を地面に差して「朝敵退治のあかつきには枝葉栄うべし」と祈願しました。その後、奥州に旅立ち戦は苦戦をしましたが無事に平定（前九年の役）し、この地に帰ると銀杏が大きく繁茂していたので義家は神恩に感謝して太刀一振を捧げます。そして八幡宮を勧請したのが始まりと伝えられています。

　源義家公が銀杏を植えて戦勝祈願したという創始から社名には銀杏が付いていますが、お守りにも銀杏の葉を用いた『銀杏の葉お守り』があります。開運厄除け・健康長寿・病気平癒・金運成就・学業成就の五種類が用意されていおり、好きなご利益を選ぶことができます。

　銀杏は地球最古の植物の一つで非常に強い生命力を持っており、その銀杏の葉を神前で祈願したお守りとのことです。シンプルで温かみのあるお守りで、銀杏のエネルギーが頂けそうな素敵なお守りでした。