西大寺観音院は751年に藤原皆足（ふじわらのみなたる）姫が千手観音を安置したのが始まりとされる、高野山真言宗の別格本山です。こちらで行われる「会陽」は裸祭りとも称され、日本三大奇祭に数えられています。もともとは修正会結願の際の守護札を頂こうとする信者たちが、動きやすい格好になってお札を争ったのが始まりとされています。

　ご祈祷の受付は本堂のお守り授与所にて、9：00～16：00にて行われています。行事等の都合があるので、事前の電話予約が推奨されています。願意は家内安全、商売繁盛、身体健全等さまざまで、初参りや七五三、仏前結婚式も取り扱われています。

　来寺が難しい場合には、FAXか郵便での申込みが可能です。この場合は願主の郵便番号・住所・氏名・電話番号・祈祷料と、被願主の住所・氏名・生年月日・願意を明記したうえで申込みます。後日、木札と郵便振替用紙が送られますので、お布施を送金します。この際のお布施の目安は5千円（34㎝木札）または1万円（60㎝木札）です。

　また新年三が日や大晦日、毎月1日・17日には特別護摩祈祷も行われています。