江ノ島の島内ほぼ全域を境内とする神社です。五頭龍（ごずりゅう）という龍神が空から舞い降りた天女に恋をし、心を入れ替えて悪さを止めたという話が伝わり、縁結びにご利益があります。また日本三大弁財天と言われる裸の弁天様（妙音弁財天）は、音楽や芸能の上達にご利益があります。

　海のそばにある神社だからか、御塩守という塩が入ったお守りがありました。もともと塩は古来より心身を清めて穢れを払う力があります。

　このお守りも心を清めて浄化する力があるとのことですが、透き通ったガラスの中に塩が入っているなかなかデザインの優れたお守りだと思います。

　また、江ノ島は３つの社から成り立っていますが、そのうちの一番手前にある辺津宮（へつみや）の先には、『むすびの樹』があります。

　これは二つの樹が一つになった銀杏の大樹で、ピンクのハートが描かれた『良縁成就むすび絵馬』がぎっしりと結び付けられていました。