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薬師院(大阪府岸和田市)の阿字観【くちコミ付き】

薬師院

基本情報
薬師院(大阪府岸和田市)

ウェブ :薬師院
住所  :大阪府岸和田市宮本町28-22
アクセス:南海線「岸和田駅」下車、徒歩10分
駐車場 :若干スペース有り
【阿字観教室】
募金1000~2000円

特記事項

 第一日曜日に阿字観教室が開かれています。日にちは変更の可能性があり、定員もありますので、参加の際はウェブサイトの問い合わせフォームにて予約くださいとのことです。高野山東京別院で教師をしている川上先生に高野山にて伝授をうけた副住職が指導して下さいます。


地図


お寺から

 阿字観教室を開き始めて、色々な年代の方に体験して頂いております。弘法大師・空海の開いた、真言密教には瞑想法の1つとして阿字観があります。教室の時間は1時間半~2時間ありますが、瞑想してみると、あっという間に時間がたっています。忙しい毎日に追われる現代人です。静かに座って、自分を見つめ直してみる。そういう時間も必要なのではないでしょうか?

 お気軽に参加してみて下さい。特に準備するものはございませんが、強いて挙げれば、座る瞑想ができるゆったりした服装をお勧めいたします。

 阿字観教室で得た収入は全額を、インドの人々の医療福祉に寄付いたします。もちろん募金はしなくても阿字観には参加頂けます。


ほーりー記

薬師院の阿字観

 阿字観瞑想教室に参加してきました。薬師院は岸和田駅から10分ほど歩いた、お寺が並ぶ路地の中にあります。外観は近代風で少しお寺という感じはしないかもしれませんが、入り口にはちょっととぼけた顔の石仏が鎮座しています。

 玄関をくぐるとすぐに本堂があり、中に入ると塗香と丁子が渡されます。塗香は指で一つまみして両手ですり込み、身体を軽くさするようにして身を清めます。また丁子はひとかけら口に含み、噛んで飲み込みます。丁子はスパイスにも使われるクローブのことで身体の内側を清める意味がありますが、ちょっと辛いので苦手な方はえいやっと飲み込みましょう(そんなに大きくありません)。

 本堂の中には坐蒲(座禅用の丸座布団)が並び、その前に月の中に蓮の葉と梵字(阿)が描かれた掛け軸が置かれています。そこに一人ずつ坐って時間が来るまで待っていると、電気が消されて部屋が暗くなり、阿字観の説明が始まりました。

 薬師院の阿字観は、誰でも参加可能な初心者向けの阿字観教室です。副住職が一つ一つの所作を丁寧に教えて下さいますので、初めてでもついていけないことはありません。坐り方は両足をももの上に乗せる結跏趺坐、片足だけをももに乗せる半跏坐、足をももではなくふくらはぎに乗せる達人座、足を床に下ろす安座など、無理のない個人個人にあった坐り方を教えて頂けます。なお、阿字観中に足が辛くなると、瞑想に集中できなくなるため、途中で崩しても構わないとのことでした。

 足を組んだら次は左手を下にして右手を乗せ、両親指を触れるか触れないかくらいに合わせ、卵形を作る法界定印にします。左手が下となるのは胎蔵界大日如来と同じ手の組み方で、これはすでに悟った存在であることを表します。この印をお腹の下辺りで収まりの良いところにストンと下ろします。これも位置が決まっているわけではなく、自分が一番落ち着く場所に置くことという説明がありました。

 姿勢はおしり、腰、肩、頭がまっすぐになるように、身体の中線をそろえます。背筋は伸ばしすぎてもしんどくなるため、苦しくならない程度に伸ばすようにとのことです。そして肩の力を抜き、目は半眼にします。目の前の掛け軸がうっすらと見えるくらいが良いとのことですが、この半眼も苦しくなったら開けても閉じても構わないそうです。

 姿勢に関しては全体的にきっちりとした形を維持するよりも、瞑想の邪魔にならないように苦しくなったら楽にして良いという趣旨でした。そして丹田を通って口からゆっくり息を吐き出し、続いて同じく丹田に向けて鼻からゆっくり息を吸います。これらの説明があってから、阿字観瞑想へと入っていきます。

 実際の瞑想は、まずお経や真言と唱えるところから始まります。渡されたプリントの順番どおりに開経偈や懺悔、十善戒などを唱え、みんなで般若心経を唱和します。そして大日如来や薬師院のご本尊である薬師如来真言を唱え終わると、月ごとのテーマ(私が参加したときには「空」でした)に沿った法話が始まります。

 法話が終わると合掌して三礼(五体投地)し、阿字観の姿勢を整えてから瞑想に入ります。副住職の「アーーーーー…………」という声に合わせて同じように声を出し、繰り返しながら少しずつ声のトーンを落としていきます。そしてそれと共に目の前の掛け軸に描かれた月輪が心の中に重なるように半眼にしたり目を閉じたりしながら、満月と一体となるようにイメージします。

 この辺になるとイメージが上手くいく方は瞑想に入っていきます。私は何となく月が心に重なったような気もしますが、集中力が途切れると急にぼやけてしまいます。ただ瞑想中は副住職がイメージを喚起するような言葉を静かにゆっくりと語りかけて頂けるため、精神的にはかなりリラックスできました。

 そして瞑想が終わると静かに足を崩して両手を頭上に伸ばしながら息を吸い、吐きながらゆっくりと身体を撫でるように手を下ろします。これを繰り返しながら身体をほぐし、最後に三礼をして終了です。

 私が行ったのは宿坊トークライブを依頼されていたためで、阿字観教室の後にトークライブと懇親会がありましたが、最後は精進カレーが振舞われたり、副住職がクリスタルボールの演奏をしたりと、とても楽しい時間でした。


体験者の声

 宿坊研究会の全国坐禅会一覧から自分がこれまで通っている所とは別の坐禅会を探していて、たまたま薬師院さまにて阿字観の教室があると知り、非常に興味を持ちました。

 阿字観は密教の瞑想法であるということと、それがどんなものかという程度のことは本を読んで知っていたんですが、実際に体験することができるとは思ってもみなかったので、ちょっと怖いような気持ちもあってドキドキしながら申し込みを致しました。

 そうすると副住職さまから大変丁重なお返事を頂き、実際にどのような内容を行うのかを事前に詳しく教えていただきました。

 阿字観教室では実際に阿字の書かれた掛け軸を目の前において瞑想をするのですが、今回行った瞑想法は、止観と月輪観というものを行いました(それまでに般若心経をお唱えしたりもします)。

 月輪観は、眼の前に掛っている阿字の掛け軸から欠けることのないお月さまをイメージし、それが自分の胸に入ってきて、それがだんだん大きくなって、部屋いっぱい、町いっぱい・・・最後には宇宙いっぱいにまでその月輪が広がることをイメージします。そして、それを今度は逆に小さく、小さくしていき、最後はまた、阿字の掛け軸にお戻しします。

 簡単ですが、瞑想の内容はそんな感じでした。お寺の場所は南海岸和田駅から、歩いてちょっとです。僕は行き過ぎて、海まで行ってしまいました(笑)。

 副住職さまはお若く気さくな方で、坐り方から瞑想の仕方まで、なんでも丁寧に教えてくださいます。

 やっぱり密教(こちらは真言宗)だなぁ、と最初に思ったのは、お堂に入る際に、香辛料の「丁子」(辛いんですよ~!)を口に含み、お香を体につけて清めるということをしました。また正面に迫力のある曼荼羅がかかっていたりするのが見えると、全然わからないなりに、何か特別な雰囲気を感じました。


体験者の声

 昨年より、何度か大阪府にある薬師院で行われている阿字観教室に参加させて戴いています。

 座禅と聞くと、無心になる、動いてはいけない、喝を入れて頂くなどのイメージがありますが、阿字観と聞くと、はて? 何ぞや? と私にとっては未知の世界。副住職様のお話を聞かせて頂き、いざ阿字の掛け軸に向い瞑想へ。

 初回の感想はただただ気持ちが良い。静かで清らかな空気、お香の香り。いわゆる座禅とは違い、宇宙を感じ、綺麗な空気で体を満たすといった感じでしょうか。興味が湧き次回へ。回数が増すごとに瞑想方法も難しくはなってきますが、副住職様によるわかりやすいお話と、あの何ともいえない空間は、日常では決して味わえない、なかなか口では言い表せないものがあります。雑念の塊となっている私にとって、大変新鮮で穏やかな時間を過ごせる場所です。

 今のお寺は敷居が高く、無宗教の私のような人間にとっては関わりが持ちずらい場所になっているように思っていましたが、薬師院はそういったものが全くなく、本来のお寺の姿を感じさせてくれます。住職、副住職ともに大変気さくで、また色々な勉強もされており、為になるお話も聞かせていただけます。こんな世の中だからこそ、老若男女問わず一度体験して欲しいと思います。少しずつですが、心の持ち方が変われるのではないでしょうか。


体験者の声

 2月に行われた教室に、初めて参加させていただきました。

 20代の参加は多分ないだろうなぁと思っていたのですが、20代の方から年配の方まで、幅広い年代の方々が参加されていました(人数は7~8人だったと思います)。

 いきなり阿字観から。。というのでなく、まず呼吸の仕方や、止観、月輪観と、とても丁寧にわかりやすく指導していただきました。終わった後は希望者だけ残って、他にも瞑想を教わりました。

 初めての経験だったのでなかなか難しかったですが、実際30~40分くらいは瞑想しているはずなのに、5~10分くらいに感じられました。普段の生活ではなかなか感じられない、頭の中がからっぽになったような、とても新鮮で清々しい、貴重な体験でした。

 他の体験者の皆さんも書かれていますように、副住職さまはほんとに気さくで、あたたかい方です。初めての参加で、最初は緊張していたのですが、終わりごろには気にならなくなって、ついつい長居をしてしまいました。いろんなお話も聞かせていただき、とても勉強になりました。ありがとうございました。


体験者の声

 こちらの体験談を拝見し、瞑想会に参加させて頂きました。

 他の体験者さまも書かれておりますが、初日でも全く入りづらい雰囲気はなく、若い方からご年配の方まで幅広く参加されておりました。またお寺での瞑想といえば張りつめた空気の中で居住まいを正してというイメージだったのですが、薬師院での瞑想会は自由な雰囲気の中で、気さくな副住職様が初めてでもとても解りやすくご指導して下さいましたので、とてもリラックスして瞑想することが出来、終わりが近づいてもずっとお堂に座っていたい気分になりました。

 またご教授頂いた瞑想・腹式呼吸を日々の生活の中でも少しづつ練習していくうちに、何か感情が揺れる出来事があっても、呼吸に集中すると気持ちが段々落ち着いていく事が感じられました。呼吸一つとっても奥が深いものだなぁと、改めて感じています。

 こちらの阿字観教室での瞑想を体験して、もっと早くに参加していれば良かったなぁ、と感じましたので、是非、多くの方々にも体験して頂きたく思いました。


体験者の声

 2度ほど参加させていただきました。盆と正月でさえ手を合わせるのを忘れてしまう私ですが、なぜかお寺で瞑想をさせていただいております。このような方向にとは自分でも夢にも思っておりませんでしたが、単なる好奇心であらぬ方向へ踏み入ってしまいました。これもこのHPを拝見し、薬師院さんとありがたいご縁に導いていただいたからだと思います。感謝の意でここに感想を書かせていただきます。

 お寺さんというと、私的には下腹がでた恰幅のいいがっちりしたイメージがあります。しかしご指導いただく副住職さまは色白で繊細そうで・・・・・いい意味で私の想像は全く裏切られました。

 副ご住職には「沢山のかたに瞑想を経験して頂いて、大師の教えを知って欲しい」という想いが、基本におありのようです(だってそれは人を幸福に導く操作法のひとつだからだわと、私は解釈いたしておりますが)。でもだからといってそのような想いを、人に無理に押し付けようとされませんし、そして副ご住職のそのような想いは比較的、きれいで純粋な想いのように感じられました。

 そしていろいろ話をうかがっていると、意志が強くまっすぐで、謙虚な方なのだなというのがよく伝わってきました。ですので私も安心して2回目をリピートさせていただきました。

 私の勝手な意見ですが瞑想などとういう内的行為は、そういったきれいな純粋なものの中で行われるべきものなのだと思ったりしています。ちまたでは、なんだかよくわからないセミナーや瞑想会などがあるようですが、お寺での瞑想のほうが古伝統と歴史に裏打ちされていて信頼と安心があるし、お金かからないこういったスタイルが本物なのではないかななどと考えています。

 あと薬師院の御堂は、ほんとすばらしかったです!! 博物館好きの私はうれしくなりました。古そうなマンダラが壁を覆い、仏さんがいて、なんだかおまじないがはじまりそうな柵のはられた一角があったり、そして和ろうそくがそれらを照らし、ゆたかな香のにおいに包まれて、、、、視覚、聴覚、臭覚など全身で楽しめます。

 雑念がきえなくっても、瞑想ごっこになったとしてもそんな中でじっと座るだけで、”たましい”は大喜びしていることでしょう。

 またお恥ずかしいながら正直もうしあげますと、私は宗教理念や作法やなんやかやと難しいことはよくわかりません(苦笑) にもかかわらず、こんないい加減な私でも参加をゆるされています。薬師院さんはそんなちっちゃいことにこだわらず、万人を受け入れてくださることでしょう。ですので安心して参加されてはいかがでしょうか?


体験者の声

 こちらの体験者さんのレビューを見まして、先日、岸和田の薬師院さんの阿字観瞑想教室とヨガ教室に参加させていただきました。

 ヨガ教室は陰ヨガと言うスタイルのヨガらしく、リラックス系でとても気持ちが良かったです。ヨガが終わってから、する前に比べるとしっかりと座れるようになりました。

 瞑想教室は初めての私にも丁寧に説明していただき、上手くできたのかどうかはわかりませんが、終わった後には頭がスッキリして気持ち良かったです。また是非参加させていただきたいと思います。

 来年の一月からは京都でも陰ヨガと阿字観瞑想教室をされるらしいので、そちらにも行ってみようと思います。楽しみです。


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