南禅寺(京都市 蹴上駅)の見どころ
南禅寺
電話 :075-771-0365 ウェブ :南禅寺 住所 :京都府京都市左京区南禅寺福地町 アクセス:京都市営地下鉄「蹴上駅」下車、徒歩10分 駐車場 :あり |
正応4年(1291年)、亀山法皇が無関普門禅師(大明国師)を迎えて開創されたお寺です。臨済宗南禅寺派の大本山で、ご本尊は釈迦牟尼仏です。
方丈庭園や三門、南禅院の拝観が可能で、また定期的に坐禅会や写経会も行われています。
天井の龍が目を惹く法堂
南禅寺は国宝の方丈や重要文化財の三門など貴重な建築物が建っていますが、私はその中でも法堂が好きです。こちらは境内の真ん中に建つ建物です。火災で焼失して明治42年(1909)に再建され、京都の中では特に古い建物ではありませんが、高さよりも横に長くどっしりと重厚感があるところが魅力的です。
(南禅寺は何度かお参りしているものの、なぜか毎回雨だったり曇天だったりしていて、一度スカッと晴れた日の境内も見てみたいところです)
また建物の中はいかにも禅宗のお寺という感じで、中央には釈迦如来と文殊菩薩、普賢菩薩の三尊が安置されています。さらに整然と敷き詰められた敷瓦の床はシンメトリックな美しさがあります。
さらに天井には今尾景年画伯の蟠龍が描かれていて、床から中央の仏様、そして天井の龍へと視線を上げていくと、そのかっこよさには思わずぞくぞくしてしまいます。
琵琶湖から水を運ぶ水路閣
それと境内でもう一つ目立っているのは水路閣です。琵琶湖から京都へと水を引くための建造物で、お寺っぽくないレンガ造りの橋ですが、アーチ形の橋脚が魅力的です。
西洋技術が導入されて間もない頃に日本人のみで設計、施行された土木技術の心意気を感じるもので、こちらで記念写真を撮っている方もたくさんいました。
宿坊や坐禅会もあります
そして南禅寺では毎月第2・4日曜日(8月は休会・12月第4・1月第2日曜は休会)に暁天坐禅が行われています。時間は午前6~7時(11~3月は午前6時30分~7時30分)で、予約不要で参加できます。
こちらは私も参加しましたが、詳細レポートは坐禅紹介ページに記載していますので、そちらをご覧ください。
また門前には宿坊の南禅会館がありますよ。
宿坊研究会のイベント情報リンク
1/25(土) だるま寺と地蔵院特別公開コン(京都)
2/2(日) 節分の上野散策コン(東京)
2/11(火・祝) 正慶寺でお坊さんとの婚活コン(東京)