円融寺(東京都 西小山駅)の座禅会・写経会【くちコミ付き】
円融寺
電話 :03-3712-2098 ウェブ :円融寺 住所 : 東京都目黒区碑文谷1-22-22 アクセス:・東急目黒線「西小山駅」下車、徒歩16分 ・東急東横線「学芸大学駅」下車、徒歩16分 ・JR山手線「目黒駅」西口から、東急バス(3番)で大岡山小学校行乗車15分「碑文谷二丁目」下車、徒歩3分 ・JR山手線「渋谷駅」(東口ターミナル)から、東急バス(52番)洗足駅行乗車20~30分「円融寺前」下車、徒歩3分 ・東急目黒線「洗足駅」から、東急バスで渋谷駅行乗車5分「円融寺前」下車、徒歩3分 駐車場 :あり |
【ちょっと坐ろう会 (朝禅・夜禅)】無料 【金曜夜禅】 無料 【写経と仏典に親しむ会】 |
毎月最終週の水曜日に坐禅会『ちょっと坐ろう会』が開催されています。朝禅は午前8~9時、夜禅は午後8~9時です。重要文化財に指定されている釈迦堂の中で、穏やかな時間を過ごすことができます。参加を希望される方は事前に電話またはお申込みフォームにてお申し込みくださいとのことです。初めての方でも安心して参加できます。
毎月最終週の金曜日(12月はお休み)の午後7~9時30分には、『金曜夜禅』が行われています。時間内であればいつでも参禅でき、申込みの必要もありません。(ただしスペースの都合で参禅人数を制限させていただく場合があり)。庭園内の休憩所も開放しており、参禅者に限り自由に使用できます。また初めての方は開始10分前に集まり、坐禅の指導を受けられます。
毎月1回、『写経と仏典に親しむ会』も行われています。日程はウェブサイトに掲載されています。前住職の楽しくわかりやすい仏教のお話を聞いた後で、心静かに写経をおこなう集まりです。申し込み不要で写経の道具も全てお寺に用意されています。
円融寺さんとは共同での寺社コンイベント(写経コン)を開催したため、通常の写経会とは少し異なりますが、写経を体験してきました。
東京にあるとは思えないような静かで広い境内には、重要文化財に指定されている釈迦堂が建っています。お寺の方のお話では、座禅はこの中で行うそうです。写経はその奥にある新書院で行います。
100人くらいは入れそうな広い部屋に通されると、並んだ机には写経道具が用意されていました。お手本、写経用紙、筆、硯など、写経に必要な道具は揃っているので、手ぶらでもオーケーです。また全て椅子席なので、正座が苦手な人でも気軽に写経が行えます。
席に着くと最初に副住職の法話があり、その後般若心経などをみんなで一緒に唱えました。そしていよいよ写経開始。副住職のお話では生活の中で普段抱えている心の荷物を下ろし、今この場だけに集中して子供のような心で文字と向き合うようにとのこと。墨をすり、筆を乗せ、般若心経を一文字一文字、書き写していきます。
きれいに書けたり、文字がゆがんだり。いろんな雑念が浮かんで、ひたすら集中というのも難しいものですが、どうにか書き終えて祈願を書き添え、奉納しました。
写経が終わると別室に案内されて、茶話会がありました。窓の外には鯉が泳ぐ庭があり、とても風情があります。そんな中で出されたお茶とお菓子を頂きながら副住職や他の参加者とお話タイム。とても有意義な時間を過ごすことができました。
座禅についても円融寺さんとは共同での寺社コンイベント(座禅コン)を開催したため、通常の座禅会とは異なります。座禅会は通常は重要文化財に指定されている釈迦堂で行われますが、今回は釈迦堂に入りきらないほどの人数が参加したため、阿弥陀堂で行われました(参加者が多いのは嬉しいけれど、ちょっと残念)。
お堂に入ると座布団と坐蒲(座禅用の丸座布団)が並んで用意されており、一人一人そこに坐ります。お堂の電気が消されて少し薄暗くなり、寺社コンイベントということもありますが、縁についての法話をして頂きました。
その内容は縁は横から来るというもの。天台宗では座禅のことを「止観」とも呼びますが、これは止まって観るということ。目的にばかり目を向けていると縁を見逃すため、座禅をして立ち止まることが縁を呼び込むとのお話でした。また座禅は緊張をほどいて行うもので、今の自分がすでに100%であり、ありのままの自分を見つめることでもあるとのことでした。
座禅の指導は基本的に、通常の坐禅会と同じだと思います。坐り方は片方の足をもう片方のももに乗せる半跏坐にして、手の甲を下にして両手で卵形を作る法界定印を組み、お腹の前に引き寄せます。あごを引き、目線は1メートル先を見るようにしながら半眼にし、心持ち仙骨をぐっと前に押し出すような感じで腰を前に押し出します。
呼吸は鼻からゆっくり吸って、同じくゆっくり吐きます。呼吸を楽しむようにとの説明がありました。そして呼吸の数を心の中で数え、10になったら1に戻して数えなおします。雑念は浮かんでも物語化せず、判断をせず、長く付き合わないようにとのこと。そのような説明があり、いよいよ座禅が始まります。
まずは座禅に入る前にストレッチ。膝に手を置き、身体を上にそらしながら鼻からゆっくり息を吸います。続いて前に屈みながら口からゆっくり息を吐きます。そしてわき腹を伸ばす、腰をひねる、肩をすぼめてストンと落とす、首を回すなどをして、準備が整ったら座禅の姿勢に入ります。
座禅の始まりはおりんの音が三回鳴って合図されます。約二十分くらいの座禅でした。静かに、静かに呼吸を数えていると、なんだかとてもリラックスした気持ちになれます。警策などは特になく、気がついたら終わっている感じでした。
座禅が終わった後は始まりのストレッチと同じ方法で身体をほぐしていきます。そして木魚の音と共に般若心経をみんなで唱えて終了です。今度はぜひ釈迦堂での座禅にも、チャレンジしてみたいです。
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