第6番札所 安楽寺(徳島県板野郡)の宿坊【くちコミ付き】
第6番札所 安楽寺
電話 :088-694-2046 ウェブ :第6番札所 安楽寺 住所 :徳島県板野郡上板町引野字寺ノ西北8 アクセス:JR高徳線「板野駅」下車、徳島バス鍛冶屋原行きで「東原バス停」下車、徒歩7分 駐車場 :50台駐車可能 時間帯 :チェックイン15時~20時。チェックアウト9時30分。 収容 :客室57部屋。 |
【一泊二食】7700円~ 【一泊軽朝食付き】6700円~ 【素泊まり】5200円~ |
遍路2日目に宿泊しました。ただし1番を朝のうちに出られる方は、1日でも十分歩ける距離に位置しています。部屋は6畳和室で冷暖房・テレビ・洗面所あり。鍵もかかります。また浴衣は有料(250円)で借りることができます。
お風呂は大師堂前に源泉を持つ重曹泉(炭酸水素ナトリウム、カルシウム)の温泉で、空気に触れると酸化して茶色くなります。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、くじき、消化器病、疲労回復など、一日の疲れを取るにはもってこいでした。夕食は家庭料理で、食前酒(梅酒)や天ぷら、煮物、サラダとエビの酢味噌合えなど、とても美味しかったです。杏仁豆腐も付き、ボリューム満点でした。
夕食後にはおつとめがあり、経本が配られてみんなで一緒にお経を唱えます。般若心経はお遍路には必須のお経ですので、とても良い練習の場になりました。また「弘法も筆の誤り」なんて言葉が作られるほど筆の達者な空海ですが、お勤め後には直筆の書物や手紙を写した文字盤を見て、解説して頂けます。年を経るごとに変わっていく空海の文字は、どれもなるほどとうなずく美しさでした。
この宿坊は当日予約なしでも、宿泊できることがあるようです(もちろん予約するに越したことはありません)。同宿だった方は当日に飛び込みで宿泊されていました。また売店があり、遍路用具を整えることができます。お寺の方も話しやすく、とても良い方でした。
以前、直前に電話でお願いしたらいっぱいで断られたことがあるので、今回は前日予約して午後5時に飛び込みました。到着してすぐ自慢の温泉に入り、10畳の和室を一人占めしてテレビを見ながらくつろいでいると、放送があり急いで夕食に駆けつけました。
午後6時から大広間で、団体さん2組と一緒に(個人は3人でした)食事です。全員で食前の言葉を若い僧侶の方の音頭で唱えてから食べます。給仕のおばさん二人がビール(500円)やお銚子(350円)を持って来てくれたり、お代わりのご飯をよそってくれます。同席した方と酔いがまわって話が盛り上がってきたのですが、午後7時からお勤めだったので、そこそこで解散しました。
本堂でのお勤めは、太鼓の音で般若心経や各真言を唱えた後、長ーい住職さんの法話がありました。宿坊から本堂までの行き帰りは、大師堂内や回廊を通って行きます。ふだんの参拝では見れない回廊の中には大きな大師画や曼荼羅図を奉ったお堂があり、宿坊への帰りには本尊薬師如来を眼前で拝ませて頂けますし、大師像の膝に触れることもできました。
朝のお勤めはありませんが、午前6時半からまた全員揃って食前の言葉を唱和してから朝食を頂きました。
遍路1日目夜に宿泊しました。ちょっとした温泉旅館のような近代的な設備の宿坊で、八十八ヶ所の宿坊の中でも最大規模だとか。部屋は個室で洗面所付き、和室のほかにベッド付の洋室もありました。なんといってもうれしいのが、お風呂がラジウム鉱泉の温泉浴場であること。売店も遍路用品や土産など揃って充実していました。夕食後7時からおつとめがあります。
シングルベッドのお部屋で、たばこのにおいがしてあまりいい気分はしませんでした。空いていれば和室もあったのでしょうが、その夜は団体がたくさん入っていました。ここは四国の遍路宿の発祥の地と言われています。昔は温泉も出て、旅人が疲れを癒したそうです。今は広いトロン湯と薬湯風呂とあります。お勤めは夜です。
私が宿泊した時は3組しかいなかったため、夕食前の6時半からお勤めがありました。本堂で椅子に座って読経の後、弘法大師の直筆の模写を前に色々とお話下さいました。食事などは皆さんの書いてらっしゃる通りで、驚いたのはマッサージチェアが無料で使えることでした!
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