成田山新勝寺の東京別院として、江戸時代には成田山の不動明王の出開帳で賑わうなど、江戸の不動信仰の大きな拠点となったお寺です。現在でも毎日定期的に護摩祈祷が行われ、誰でも参拝することができます。

　境内の奥にある開運出世稲荷は、成田山新勝寺の境内にある「成田山出世稲荷」の分霊を勧請したものです。ここに奉納する『願掛け狐』は舌に穴が開いており、中に願い事を書いた紙が入れられるようになっています。願い事は出世に限らず何でも良いそうです。

　願掛け狐を授与所で頂くと、まず願いを書く紙とペンが渡されます。そこに願いを書いて狐に入れると、お寺の方が火打石を叩いて火花を飛ばし、心身を清めてくださいました。

　そして開運出世稲荷前にある納め処に納め、願い事が叶うように祈ります。横には出世太鼓というものがありますが、これも叩いて祈ると良いようです。奉納した願掛け狐は、後日お坊さんによって祈祷していただけます。

　またこちらには、他にもたくさんの種類のお守りがあります。開運出世稲荷の『喜常（きつね）』のお守り、深川不動の本尊である不動明王の手をかたどり、カモミールやペパーミントとユーカリ、白檀の香りが付けられた『智恵の手』。

　そしてサッカー日本代表のエンブレムが描かれた公式の『サッカー御守』もありました。またこの日は見当たりませんでしたが、ホームページを見ると『ペット＆迷子お守り』などもあるそうです。

　境内の入り口入って左側すぐに、『古いお札納め所』があります。不動明王が安置されており、今までの感謝と共に、お守りやお札を返納することができます。

　成田山東京別院深川不動尊内の開運出世稲荷社（だきにてん尊）。何時もお参りし、登り旗を立ています。

　仕事が忙しくなり出世といいますか、やりやすくなりました。また私の身内の癌の手術の成功等をお願いし、順調に回復しています。お狐様のおかげだと思います。また、大日大聖不動明王様のおかげでこれといった大きな病気もせず、日々すごしています。