西国第二十八番札所で、願い事が必ず成り合う寺と言われています。本堂の成相観音は美人観音、美人になれる観音様として有名です。この観音様は梵天国の王（仏教の主護神）の姫君を嫁として迎え入れた中納言が、横恋慕した天皇や羅刹国のはくもん王（悪鬼）から妻を救い出し、最後には都を離れてこの地に下った後、この妻が観音様になったものと伝えられています。持つと心のやさしい美人となれる美人観音お守りなどもあります。

　また他にも、約620年前に創られ、願いを一言でお願いすればどんな事でも叶えてくれると言われる『一言一願（ひとこと）地蔵』や、美しくなる・縁を結ぶと伝承されている底なしの池の「弁財天」なども祀られています。