「宗教から衆教」を提唱し、宿坊や坐禅・写経、法話や各種修養体験など、様々な形で開かれている会津のお寺です。

　宿坊は一人から泊まることができます。食事は僧侶と同じ内容です。野菜を中心とした健康重視の家庭料理です。素泊りの方は、厨房(冷蔵庫・ガスコンロ・電子レンジ)をご利用いただけます。周辺には食料品店、レストランなどはないそうですので、会津若松市内でお買い物などを済ませてからご来寺くださいとのことです。

　心の修養体験は5種類あり、修養者は清らかな環境の中で静かに落ち着いて、適度に労働し、学修し、心を見つめ自己改善の道を探ります。プランはウェブサイトでご確認ください。

　毎月第二日曜日、午前10時より日曜座禅が行われています。初めての方、もう一度説明をお聞きになりたい方は、午前9時30分に禅堂にお集まりください。小学生以下は無料です。親子で座禅にトライするのもよいでしょう。やわらかいズボン（ジャージ等）をご用意くださいとのことです。

　また心の相談では、法主（ほっす）と5人の僧侶が電話で直接ご相談に応じてくれます。やさしいお坊さんばかりですので、安心して何でもお話ししてくださいとのことです。秘密は厳守されます。みんな勇気を振り絞って電話をかけてくれます。ひとりで悩まずにまずは一度、ご相談くださいとのことです。

　在家のまま仏教に帰依する在家出家も受け付けられています。身は仏門になくとも心は仏といわれる「心出家」で、在家者には法名を授与、御同朋として登録されます。規則や寄付などなく自由で、仏心のある方なら誰でも入門できます。