天台宗の別格本山で聖観世音菩薩を本尊とし、水間観音と呼ばれています。開山は744年、行基菩薩によってなされました。当時の天皇である聖武天皇の病気がなかなか平癒しなかったおり、それを救うため勅命を受けた行基菩薩が奈良を出て行脚し、水間の地で聖観音像を授かったのが始まりとされています。これにより聖武天皇の病気は全快し、天皇は水間の地に祀るよう命じられました。

　ご祈祷は本尊である聖観世音菩薩のご宝前にて行われます。年中無休で、通常は1日に平日10回、日曜祭日は12回行っています。受付時間は8:30~15:40で予約は受付けられていません。願い事は厄除開運、家内安全、無病息災、宮まいりなど諸願です。七五三は11月のみですのでご注意ください。