創立年は不明ですが、平安時代にはすでに存在していたという記録が残っており、歴史は1200年以上とされています。「金持」という名前の由来は諸説ありながらも、昔この地が黄金よりも大切にしたという鉄の産地だったからだとも言われています。御祭神は天之常立命（アメノトコタチノミコト）、八束水臣津努命（ヤツカミズオミズヌノミコト）、淤美豆奴命（オミズヌノミコト）の3柱で、合わせて三体妙見と言い、国土経営に力を入る神です。

　神社の名前から、金運に通じたご利益が得られるとされています。ご祈祷の内容は金運招福、商売繁盛、家内安全、開運厄除、財布御祓などで、平日は完全予約制になっています。土曜日と祝日は授与所にて随時受け付けられていますが、場合によっては受けられない場合もありますので事前の予約が確実です。

　岡山からレンタカーを借り、鳥取の金持神社に母の楽しみの宝くじの祈願に参拝しました。

　遠方から参拝にきたからか、おふたつ祈願していいですよ、とおっしゃってくださいました。ご祈祷では、神職さんの叩く太鼓がびりびりと響き渡り、心身が浄化される感じでした。

　拝殿内には、筆を使わず手や指・爪で描かれた龍神之図が奉納されていました。見応えがありましたよ。

　少し離れた場所に金持神社の売店があるのですが、そちらで使わなくなったお財布のお祓いが受け付けられています。お祓いのあと、金運招来・開運来福のご祈祷をした金の素が後日郵送されます。金の素はお財布に入れています。金運に恵まれますように。