寛永年間にこの地に駐屯していた鉄炮組百人隊の中で、鉄炮組与力が射撃の研究をしていたがなかなかうまくいかず、ある時に稲荷之大神が夢枕に立って霊符を示すと急に百発百中で弾が当たるようになりました。またそれを聞いた旗本の士が競って霊符を受けて射撃をしたところ、これまたことごとく的中したと云われています。このことから「皆中の稲荷」と呼ばれるようになり、今の社名になりました。

　現在では特に宝くじやギャンブルに当たる、商売や企画が当たる、就職や資格試験が百発百中など何にでも当たると評判で、ご利益を求めて多くの方が参拝されています。お守りも鉄砲隊が付いた『必勝ギャンブルストラップ』や『商売繁盛ストラップ』、『合格祈願ストラップ』に、的に矢が当たった絵が描かれた『開運的中絵馬』などがあります。