淡島さまは一説によると「天照大御神（あまてらすおおみかみ）の女（むすめ）で、住吉大神（すみよしのおおかみ）の后になられたが、婦人病を患ったため海に流されてしまいます。お嘆きになった淡島さまは、「この悲しみから世の女性を救いたい」と仰せになり、『紀州加太』に祀られたそうです。この淡島さまの祭日が三月三日であったことから雛祭りとも結びつき、淡島を祈れば婦人病に罹らず丈夫な子を授かると信じられました。

　このため淡島神社は女性守護の神様、子授け・安産の神様とされています。また境内には『おなで石』という「安産・子宝を願いお腹をなでると、元気な子を授かる」という石があります。安産祈願も行われており、本殿にて午前9時頃より午後5時頃まで随時受け付けられていますが、なるべく事前にお電話でご連絡くださいとのことです。所要時間は本殿に上がってから30分程度で、初穂料は5000円からです。